韓国:密陽衝突二日目、ヘリコプターで資材運搬 | |
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密陽衝突二日目、ヘリコプターで資材運搬...夜中に抗議デモ住民5人負傷、7人連行...ヘリコプターでショベルカー運搬予定
密陽=キム・ヨンウク 2013.10.03 12:01
密陽送電塔工事再開二日目の10月3日、工事現場で住民と警察の激しい衝突が続いている。 昨夜、韓電が徹夜作業を始め、住民と脱核希望バスの参加者など約150人も 工事を阻止するため、3か所の現場で野宿して阻止闘争を続けた。 10月3日午前、警察は5か所の工事現場に3千人の兵力を投入し、住民による工事 阻止を防ぎ、あちこちで衝突が発生した。 ![]() ▲金谷面4工区現場事務所前での対峙状況 ![]() 韓電側は、工事作業員など約150人を動員して、送電塔4工区現場事務所(丹場面 ミチョン里)へと資材をヘリコプターで運んでいる。3日午前だけで6回以上ヘリ コプターが離陸し、工事資材を積み出した。 50人ほどの住民は、ヘリコプターが飛ぶと4工区前の車道で横たわり、20分間 デモをした。10時頃、またヘリコプターが来たため、社会団体会員と学生など 6人が4工区現場事務所のフェンスを越えてヘリコプターでの輸送中断を要求 してデモを行ったが、全員が連行され密陽警察署に移送された。 午前9時30分から4工区現場事務所反対側にある住民対策委の竪穴を撤去するた めの行政代執行が始まった。この竪穴は、住民がヘリコプターを監視して会議 などをする場所だ。 あるおばあさんは「警察署長さん、私たちの邪魔をせず、ヘリコプターを防い で下さい」とし、警官たちに最敬礼をし続けた。「私はポラ村でエゴマの葉を 作っています。私たちを助けて下さい」と泣き叫び、疲れて倒れることもした。 竪穴の撤去について民主党のムン・ジョンソン密陽市議員は「工事に支障がな いのに、住民に工事の強行意志を象徴的に見せ、住民の意欲を失わせる意図」 と非難した。 上東面ヨス村にある126番鉄塔の工事現場では、午前7時頃に警察が焚き火と水 を沸かすバーナーに消火器を噴霧し、衝突が起きた。126番鉄塔は、フェンスが 完成して整地作業は仕上げ段階に入っている。 ![]() 二日間の衝突で住民負傷者が5人が発生し、密陽地域病院に入院した。 一方、126番工事現場で3日間ハンストをしている上東面のキム・ヨンジャ総務 (58歳)が呼吸困難と健康悪化により救急車で緊急搬送された。二日間の衝突で 疲れ、急激に低下した気温のため二日間の野宿で健康が悪化した。 シン・ナンスク、ソン・ウンヒ、キム・ヨンジャ氏とクモのパク・チョンギュ 里長の住民4人は、工事現場の前で3日間ハンストを進めている。また、ソウル 市庁広場でも韓電の送電塔工事再開に反対してチョ・ソンジェ神父など3人も ハンストを続けている。 韓電側は、午後にヘリコプターで大型ショベルカーを現場に投入する予定だ。 工事を阻止するために、蔚山と慶州など慶尚南道地域の労働者が続々と合流 しており、4日には密陽希望バスが出発し、この日の晩に合流する予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-10-03 19:04:56 / Last modified on 2013-12-17 09:50:09 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |