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【東部労組大久保製壜支部】労働者の命を守れ!重大労災6ヵ年社前集会
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東京東部労組の菅野です。

重大労災発生から6ヵ年となる7月7日、東部労組大久保製壜支部は大久保製壜所前で集
会を行い、多くの仲間が結集しました。

以下、ご報告です。

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【東部労組大久保製壜支部】過酷な三交替・夜勤の是正を!金もうけ優先を許すな!労働
者の命を守れ!重大労災6ヵ年社前集会


東部労組・大久保製壜支部は重大労災発生から6年となる7月7日夜、大久保製壜所本社
前での集会を開催。昼間の暑さが残る中、東部労組各支部・組合員、地域・友好労組の仲
間80人が結集しました。

2019年7月7日に発生した重大労災。このような労災を発生させず労働者が安心して
働ける職場をつくるため、大久保製壜支部は2023年から毎年7月7日に社前で声を上
げています。

今年の集会は、3月に夜勤を終え原付バイクで帰宅時、交通事故で急逝した大久保製壜支
部・増田組合員の写真を掲げながらの黙とうから始まりました。

「過酷な三交替勤務を軽減しろ!」「大久保製壜所は金もうけ優先・安全無視をやめろ!
」とのシュプレヒコールに続き、大久保製壜支部・金澤委員長は基調報告で、長年の三交
替勤務が体調に与える影響、時差ボケ状態、人員不足や職場環境による疲労の蓄積など、
増田組合員の事故死は過酷な三交替勤務・夜勤に原因の一つがあると指摘し、重大労災を
めぐる争議が解決して以降も発生している積荷崩落、熱中症対策などの問題とあわせ、職
場の安全を闘い取っていくとの決意を述べました。

続いて東京全労協、東部全労協、葛飾区労協、墨田労組連、江戸川地区労センター、部落
解放同盟墨田支部、東京清掃労組葛飾支部の仲間、争議を闘う全国一般・全労働者組合新
聞輸送分会、プレカリアートユニオンの仲間から連帯・会社追及の発言をうけました。
葛飾区労協の仲間からは、難病ALSで療養中の三浦議長が出なくなった声にかえて「7
/7!」と書いて自身の決意を伝えた、との報告がありました。

これをうけ、大久保製壜支部組合員それぞれから「増田組合員の死を無駄にしないために
も労働者の命と健康を守るために闘っていく」との決意表明、団結ガンバローで集会は締
めくくられました。

この日の集会には全国一般東京南部、全労協全国一般東京労組、下町ユニオン、東京清掃
労組台東支部・江東支部・足立支部・墨田支部、全日建運輸連帯労組関東支部、ユニオン
ネットお互いさま、連帯墨田、全国一般・全労働者組合の各分会、部落解放墨田区民共闘
会議の仲間も駆けつけてくれました。

労働者の命と安全・生活と権利を守るため、おかしいことはおかしいと職場の労働者と共
に声を上げ闘い続けなければいけません。
東部労組大久保製壜支部は「金もうけより労働者の命が大事」を掲げこれからも闘ってい
きます。


■参照ブログ記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/nc17646e42f06

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