![]() |
レイバーネットTVで「大軍拡」特集/長距離ミサイル配備の危険性 | ||||||
Menu
おしらせ
・レイバーネットTV(6/25) ・あるくラジオ(6/14) ・川柳班(6/27) ・ブッククラブ(8/2) ・シネクラブ(7/6) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第102回(2025/6/20) ●〔週刊 本の発見〕第392回(2025/6/19) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/6/12) ●川柳「笑い茸」NO.161(2025/5/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.18(2025/5/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第100回(2025/6/5) ●「美術館めぐり」第12回(2025/6/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信・Tansa
|
平和主義の日本はどこに行ったのか? 5月14日のレイバーネットTV「大軍拡特集」では、のっけから事態の深刻さに圧倒された。ゲストの杉原浩司さん(写真下)はこう話しはじめた。 「2022年12月の安保三文書による大軍拡方針から三年目になるが、軍事費増強だけでなく、ミサイル配備が現実化している。敵基地攻撃をもった長距離ミサイルが、来年3月までに大分・熊本に先行配備される。この長距離ミサイルは、中国の一部・朝鮮半島を丸ごとカバーするもので、逆にいえば配備地はすべて標的になる。2月には“戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク”が結成され、反対運動が動き始めたが、今年の最大のテーマはこの長距離ミサイル配備を許さないことだ」。 2025年度予算案では、軍事費は約8兆7千億円で過去最大。こんな予算が簡単に通ってしまった。これについて杉原さんは「権力の暴走をチェックするのがメディア・野党・市民運動の役割だが、どれも弱っている。とくに野党第一党の立憲が反対できないことが大きい」と運動側の問題を指摘した。 番組後半では、千葉で武器見本市に反対している「安保関連法に反対するママの会」の小林あやこさん、谷口初枝さんが出演し、戦争反対の思いを語った。司会の那須研一さんが「お二人は街頭に立っていますが、市民の反応でなにかあれば教えてください」と質問した。 谷口さん(写真右)はこう答えた。「攻められたらどうするの? 武器がなくては困るとか、勇ましいことをいう人が増えてきた。若者からそういう声を聞くと泣きそうになります」。でもこう反論するという。「武器の競争をして終わりはない。同じ土俵に乗って軍拡競争をしていっていいことは何もない。防衛費優先で、福祉や生活のお金が削られるだけ。それに戦争になったとき戦うのは政治家でなく私たち市民で、あなたの友人、家族かもしれない。そういうことを考えてほしいと、問いかけています」と。 2022年12月の「安保三文書」から日本の防衛政策は「専守防衛」を捨て、他国を攻撃できる態勢に変貌している。今回の「レイバーネットTV」はその実態と問題点をしっかり伝えている。ぜひ多くの人に観て、広げてほしい。(M) Created by staff01. Last modified on 2025-05-17 22:41:05 Copyright: Default |