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2025/07/13 資本論を読む会(世田谷)のご案内

◆当会主宰の宮崎氏による英語版翻訳『資本論』をテキストにした輪読会です(もちろん各出版社刊の邦訳と読み比べています)。
 第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」第1節「商品の要素は二つ 使用価値と価値(価値の実体と価値の大きさ)」(宮崎氏による英語版の翻訳)のところを輪読し、読み終え終えました。
 「交換価値」は有用な物が互いに等しいものととして認められ、したがって互いに交換されることが出来る時の両方の量的比率であること、それは「価値」であり「交換価値」はその表現様式としてあること、そしてその「価値」という共通なものの実体は、「商品に含まれる抽象的な(具体的、有用的な性格を取り除いた)人間労働一般」であり、「社会的な平均的人間労働の量」であること。その「社会的平均的労働の量」は労働の生産力の発展の度合いによって変化すること等々を学びました。またマルクスは、使用価値ではあるが価値のないものとして空気や処女地、自然の草原・樹木などをあげ、逆に使用価値、有用物ではあっても「商品とはならない」もの、すなわち「自分自身の欲望を充足させるために作る生産物」の例を挙げ、第1節を締めくくっています。次回は「商品に込められる労働の二重性」を考察します。

◆当読者会では、『資本論』を読み、参加者それぞれが思い思いの見解で意見を交わしています(多々脱線あり)。世界秩序がドラスチックに変動すなか資本主義の変容も進んでいます。資本主義に反対の方や賛成の方も参加なさっています。テキスト(英語版宮崎氏訳)は英文、和文とも用意してあります。手ぶらでご参加ください。共に学び語り合いましょう。また、メーリングリストへの登録により、Zoomでの参加も可能です

           記
◆日時
 第190回  2025年 7月 13日(日) 午後6時半より9時まで。

◆テーマ
 第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」の第2節「商品に込められた労働には二重の性格がある」(「商品に表される労働の二重性」)検討します。
 ★会場は三軒茶屋のキャロットタワー3F 生活工房スペースCです。
 世田谷区太子堂4丁目1−1 ☎ 03-5432-1543(生活工房) 東急田園都市線 三軒茶屋駅前。
」 会費・入会金は無料ですが、1〜200円以下でのカンパをお願いしています。
 第191回(7/27)、第192回(8/17)、第193回(9/7)と続く予定です。

◆連絡先
 資本論を読む会(代表 宮崎恭一) kyo-miya@k08.itscom.net 03-3720-1621(宮崎) メーリングリストの会員も募集中です。

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