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LNJ Logo 国会に居なくてはならない人/大椿ゆうこ下町応援団が結成される
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尾澤邦子

「なんでこの国の政治は働く人を大切にしないのか」と大椿ゆうこさん(写真上)は訴えました。4月13日午後4時から、東京荒川区の町屋文化センターで開催された大椿ゆうこ下町応援団結成集会。大椿さんの決意と、大椿さんへの熱いメッセージが語られました。

 最初のビデオ上映では、国会で、最低賃金でも生きていけない厳しい現状について厚生労働大臣に厳しく迫り、質問で追及する場面や、長生炭鉱調査への援助の問題等について質問する様子が紹介されました。スジの通った迫力ある質問は爽快でした。

 弁護士の杉浦ひとみさんは、「大椿さんは現場を知っている。人間としての存在感、貧しさを知っている。そのうえで全力投球でチャレンジしている。私たちにとっては、役に立つ議員がほしいのだ」と話していました。

 大椿さんは「4月7日で国会議員になって2年。チャンスがもらえたことはとてもうれしい。2023年、初めて厚生労働委員会で質問に立った時には武者震いするくらいうれしかった」と話し始めました。

 労働問題をやるために国会議員になりたいと思ったという大椿さん。就職氷河期時代の非正規労働者で、首を切られて解雇撤回の闘いをやったけど戻れなかった。そのような厳しい体験を持つ当事者として、国会で質問をぶつけるのは適任だと思うと自信をもって語っていました。そして「非正規雇用をふやさないこと」が大事と強調しました。不安定雇用が少子化を招き、排外主義でマイノリティが差別される。働く人たちが、働きたい人が働き続けられる社会にしたいと訴えました。

 また、人権の問題、平和の問題を訴えたいと話しました。国会議員が差別を拡げているのは許せない。国会で軍備拡大について議論されないのはおかしいと話しました。    リレートークでは、沖縄基地反対、部落差別・狭山差別裁判、ジェンダー平等の問題、朝鮮学校差別について、韓国オプティカルハイテック闘争の報告、医療の現場からアピールがありました。

 熱気ある集会に参加し、またみなさんのお話を聞き、大椿ゆうこさんは国会に居なくてはならない人だと確信しました。


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