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4.6ブッククラブ読書会案内 : 『アンブレイカブル』  たんぽぽ舎メルマガ(3/4)/台湾が原発ゼロに国民投票で勝利、来年5月アジアは初の脱原発  処分撤回を求めて(552)「君が代」五次訴訟第13回弁論・報告  NPA講座:「第2の朝鮮戦争を阻止しよう! 激動の東アジアの情勢を読み取る」が開講  札幌地域労組 : 江別キリスト教学園 のセクハラ問題で申し入れ  韓国労働ニュース2月後半号 : 韓国の若者の保守化傾向が進んでいるという  参加呼びかけ:3.6 ウィシュマさん事件名古屋入管アクション  あるくラジオ「日韓民衆の架け橋として」放送/尾澤夫妻、大いに語りそして歌う  経産省前テントひろば日誌(2/29)/スズメが足元に寄ってきてチュンチュンねだる  BENTO日記「ツカレタネー」〜外国人が支えるコンビニ工場  レイバーネットТV第196号報告〜バス運転士の人権は? レターパックで届いた「解雇通知」  なかまユニオン : なか卯に、15%の賃上げ要求を提出しました  投稿 : スペイン議会の恩赦法と闘う裁判官たち  たんぽぽ舎メルマガ(3/2)/能登地震と「東海第二原発再稼働」のどこにどんな問題があるのか  生コン・ミキサードライバー、不利益契約の強要に慰謝料請求提訴/新たな無期転換逃れ  [続→全てのニュース一覧]

BENTO日記「ツカレタネー」〜外国人が支えるコンビニ工場
29年勤めた職場を早期退職した。しばらく羽を伸ばしていたら、数か月後に市民税や社会保険料、年金の請求が届く。金額をみて目玉が飛び出さんばかりに驚いた。組織を飛び出してみて、初めて社会の常識を知ったのだ。手伝い程度のアルバイトはしていたが、本気で仕事を探さなくては。新聞の折り込みに入っていた「コンビニ弁当の工場」が目に入った。時給千円チョットだが、家から近いし、何もやらないよりはいいだろう。面接に行ったのは、まだ残暑厳しい九月末のこと。その場で採用が決まり、翌週ビデオ研修があるので、受けにきてくださいと言われる。そのビデオ研修に来たのは10名で、日本人は私だけだった。聞けば外国人が8割なのだという。「久しぶりの日本人だ」と、社員は喜んでいたらしい。工場はとにかく大きい。「炊飯」「調理」「加工」「清掃」など、いくつもの職種に分けられていて、私は出来た製品を店舗ごとに「仕分け」する部署だ。玄関を入ってから作業場にたどり着くまでが大変だった。(堀切さとみ)続き

なかまユニオン : なか卯に15%の賃上げを要求〜働きに見合った賃金を!
3月1日、非正規春闘実行委員会に参加するなかまユニオンとして、株式会社なか卯に対して「15%の賃上げ」などの春闘要求を提出しました。株式会社なか卯は、すき屋なども展開するゼンショーホールディングスの子会社です。「丼ぶりと京風うどん」を特色として全国で460店舗以上を展開する外食チェーン店です。組合員のAさんは、アルバイトスタッフとして9年間働いてきましたが、時給が最近10円だけアップして1090円。大阪府の最低賃金1064円に張り付いた金額です。Aさんが働く店舗は忙しく店舗の売り上げは、度々最高額を更新しています。Aさんは熱心に店舗の衛生管理の向上などを会社に進言してきました。そんなまじめな姿勢が疎まれて、他店舗に長期の応援にやられたこともあります。なかまユニオンと一緒に交渉してそんな問題も解決してきました。Aさんとしては、売り上げや働きに見合った賃金を得たいと考えています。(なかまユニオン)続き

「あるくラジオ」放送案内(3/3) : 日韓民衆の架け橋として〜「尾澤夫妻」に聞く
<3月3日(日)午後2時〜3時 ゲスト 尾澤孝司さん、尾澤邦子さん> 2023年12月、韓国ではKBSテレビがつくったドキュメンタリー「日本人オザワ」が2週連続で放映された。作品は、日韓労働者の連帯行動の歴史を描いたもので、主人公は尾澤夫妻だった。「鬼が住む」と聞いていた日本で、言葉もわからず、右往左往している韓国の仲間に、献身的に支援を続けた尾澤夫妻。その期間は、1989年の韓国スミダから2023年の韓国サンケンまで、じつに34年の歳月だった。番組は大反響で、韓国の人たちが「こんな素晴らしい日本人がいるのか」と驚いたという。しかし皮肉なことに、日本社会では「尾澤夫妻」は弾圧の対象にされ裁判にかけられている。苦難の連続だが、明るくたたかう「尾澤夫妻」。なぜかれらはこの生き方を選んだのか? 日韓連帯闘争から何を感じ、何をみてきたのか? 番組では、日韓民衆・労働者の架け橋として生きるお二人に、秘話を交えてたっぷりお話を伺う。(「あるくラジオ」事務局)続きアーカイブ録画(60分)報告

「考える力」をつけよう!〜新時代アジアピースアカデミー第12期(3月-5月)が開講
新時代アジアピースアカデミー(NPA)が第12期の講座をオープンしました。2024年は東アジア各国で総選挙や大統領選挙が予定されています。ウクライナ戦争、イスラエルによるガザ地区への虐殺が続くなか、東アジアの情勢はどう変わっていくでしょうか。NPA第12期では市民一人ひとりが自分の考え方で時代を乗り越えるための多くの講座を用意しております。第12期(3-5月)は、緊迫を増す東アジア情勢を分析する「2024年、第2の朝鮮戦争を阻止しよう!激動の東アジアの情勢を読み取る」(コース1)、「アジア市民社会ネットワーク(CENA)」(コース10)、パレスチナ中東問題の背景理解を深める「田浪亜央江と学ぶパレスチナ」(コース2)、「高橋哲哉の市民哲学セミナー:イスラエルとパレスチナを植民地主義の視点から」、欧州ドイツの現代史からウクライナ戦争までの道のりを検証する「木戸衛一と考えるドイツの現代史と政治(コース14)」が魅力的な講師陣による他では聞けない大注目講座です!(NPA事務局)詳細

レイバーネットTV速報:バス業界のひどい実態!〜だが、たたかう人たちがいる
2月28日のレイバーネットTVは、「パワハラ横行!バス業界の闇」と題して、初めてバスの労働問題を取り上げた。いつも以上に反応があり、放送開始とともにアクセスが伸びていった。視聴者にバス関係者が多く、いきなり「こんばんは、路線バスの中で見ています。もちろん休憩中ですよ」のチャットが寄せられた。そして「私も路線バス辞めました」「バス会社の解雇は本当にひどい」の書きこみもあった。人々の生活の足であり、地域社会に欠かせない路線バスだが、いま減便や路線廃止が広がっている。その理由に挙げられているのは「運転士不足」だが、じつは入ってもすぐに辞めていく職場の実態があった。なかでもパワハラ問題が大きかった。スタジオ出演したのは、西武バスの矢口正さんと国際興業バスの槙野圭さん。司会はこの問題を追いかけてきた堀切さとみさんだった。(M)続き放送アーカイブ(75分)詳細報告(笠原)

経済安保版秘密保護法案 ここが問題だ!〜海渡雄一氏が緊急寄稿
2月27日、政府は「重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律案」(経済安保版秘密保護法)を閣議決定し国会に提出した。海渡雄一弁護士は、法案の問題点を指摘する「緊急投稿」をレイバーネット編集部に寄せた。以下、紹介する。・・・1、そもそも、経済安保法の適用範囲が明確でない。2022年5月「経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律(「経済安全保障法」)が成立した。経済安全保障法は、(1)特定重要物資の安定的な供給(サプライチェーン)の強化、(2)外部からの攻撃に備えた基幹インフラ役務の重要設備の導入・維持管理等の委託の事前審査、(3)先端的な重要技術の研究開発の官民協力、(4)特許出願の非公開の4本柱で構成されている。しかし、経済安全保障法の最大の特徴は、法の根幹に関わる「経済安全保障」そのものに定義がないこと、多くの重要概念が政令と省令と政府の決める「基本方針」に委ねられ、規制される内容が法律だけを見ても分からないことである。(海渡雄一)続き

米国労働運動 : ジェーン・スローター「レイバーノーツをつくってよかった!安心して死ねる」
【解説】最近、紙のレイバーノーツ誌1月号が郵送されてきた。その中にレイバーノーツ創設者の一人であるジェーン・スローターの下の短信が掲載されていた。元GM社の自動車工でUAW組合員でもあったジェーン・スローターが昨年のビッグスリーでのUAWストライキの歴史的な勝利をどのよう見ているか、読み取れる良い記事である。半世紀にわたる彼女の活動の歴史だけではなく、レイバーノーツの45年にわたる歩みを感じることができる。最新ニュースでもないし、レイバーノーツのウェブサイトにも掲載されていないが、貴重な情報なので、翻訳した。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・・「ジェーン、もう安心して死ねますね!」と全米自動車労組UAWの変革を目にしたレイバーノーツの若手スタッフが私に言いました。そのとおりです。私はUAWを変えるために一組合員として、また1975年からはレイバーノーツの記者としてUAWを報道することにより、私なりに貢献してきました」続き

「安全なところで起きる大地震」〜レイバーネット川柳句会開かれる
レイバーネット川柳の2月句会は2月27日、郵政共同センターで行われました。出席者はリアル7人、オンライン6人、計13人でした。リアルには初参加がありました。投票はばらけました。テーマはやはり自民党裏金問題、能登地震、ガザなど現在進行形のものが多かったです。兼題では「奨学金終わったらもう老後資金(かぼす)」が4点句。奨学金そして老後資金に追われる現代若者の苦しい生活に思いを寄せています。子どもを持てない非正規労働者の句がいくつもありました。「非正規に子どもは贅沢嗜好品(いりたまご)」に票をいれた為子さんは、非正規差別是正運動の集会で、郵政非正規職の人から同じ言葉を聞いたといいます。「自分の子どもにはそんな社会は渡せない。だから裁判を起こした」のスピーチが忘れられない、と。自由吟の4点句もかぼすさんで「安全なところで起きる大地震(かぼす)」でした。この句をめぐって活発なディスカッションがありました。(一志)続き笑い茸 NO.151

レイバーネットTV(2/28)案内 : パワハラ横行!バス業界の闇
人々の生活の足であり、地域社会に欠かせない路線バス。今、その利便性や安全性が崩れています。地方だけでなく都市部にも広がる、減便や路線廃止。その理由に挙げられているのは「運転士不足」です。テレビや新聞では「バスがなくては生活できない」という利用者の声を伝えていますが、バス会社や労働者側の実態はどのようなものなのでしょうか。運転士をとりまく事態は過酷です。「フラフラ状態で運転するのが当たりまえ」「普通に『ありがとうございます』が言えなくなってしまった」。こうした状況に追い込まれているのは、超過勤務や低賃金のせいだけではありません。ある裁判を通じて、パワハラや自宅待機で運転士を追い込み、多くの運転士が解雇の恐怖に晒されている実態が浮き彫りになってきました。「このままでは路線バスに未来はない!」命を預かる公共交通。その現場から声をあげる運転士に、実情を語ってもらいます。レイバーネットTV初めてのバス企画。ぜひご覧ください。(レイバーネットTVプロジェクト)続き

植民地主義を清算し平和な東アジアを!〜3.1朝鮮独立運動105周年集会開かれる
2月25日(日)寒い冬の雨の中、東京都文京区民センター会議室に約160名が参加して、3.1朝鮮独立運動105周年集会が開催されました。集会は「戦争反対!日米韓軍事同盟化を許さない!植民地主義を清算し平和な東アジアを!」というテーマで行われました。主催者あいさつで加藤正姫さんは「朝鮮半島をめぐる危険な状況は加速している。韓米 の合同軍事訓練は、1年に256日も行われた。それに日本も加わってきている」「差別排外主義をあおる状況、危険な状況に敢然と立ち向かい、闘っていかなくては」と話しました。「いまこそ植民地支配責任を問う」と題して、同志社大学教授の板垣竜太さんが講演を行いました。現代の歴史修正主義およびレイシズムと植民地支配責任との関係を考えるという趣旨で、3.1運動にみる問題の絡まり合いから、「植民地支配責任の否定とレイシズム」、「植民地支配責任の追求とレイシズムの克服」について話しました。(尾澤邦子)続き動画(川島ch)3.1新宿デモ

ウクライナ戦争開始から2年〜札幌駅前集会、清末愛砂さんがスピーチ
ウクライナ戦争開始から2年となる24日午前11時から、札幌駅前で「ウクライナ・パレスチナに平和を! 2.24札幌集会」(主催:戦争をさせない北海道委員会)が開かれ約100人が集まった。主催者あいさつの後、清末愛砂・室蘭工業大学教授(憲法学;「戦争をさせない北海道委員会」呼びかけ人)がスピーチ。「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」との日本国憲法前文を引用し「時間が経つほど戦争への関心が薄れていくのを感じる。ガザは平和的生存権の適用除外対象ではない。私たちがジェノサイドを見逃せば見逃すほど、同様の行為が繰り返される。イスラエル軍は、南部ラファに住民を押し込めておいてから攻撃を加えようとしている。こうした卑劣な行為を私たちが見逃さないことが大切だ」と述べた。また、最近も国連安全保障理事会で停戦を求める決議に拒否権を発動した米国を批判した。(黒鉄好)続き動画(7分半)

報告:ウクライナ債務の無条件帳消しを!2.17-2.19行動
2022年2月24日のロシア・プーチン政権によるウクライナ全面侵攻から2年、2014年3月にマイダン革命の混乱に乗じたクリミア併合から10年を迎える。いまこそ日本の労働者市民によるウクライナの抵抗運動とロシア反戦運動への連帯が求められている。日本政府、経団連、日本貿易振興機構(ジェトロ)、ウクライナ政府は2月19日に「日本ウクライナ経済復興推進会議」(以下、経済復興会議)を開催。158億円の無償資金協力のほかに、56の経済協力の合意文書が交わされた。しかしここで語られた「経済復興」とは、安定した社会の実現によって庶民を苦しみから救済する「経世済民」としての「経済」の復興ではなく、ビジネス優先の融資(借金)中心のショックドクトリン=新自由主義政策の導入をベースとした「経済」の復興であり、それは「経世済民」とは真逆の未来をもたらすだろう。(レイバーネット国際部・I)続き

岸田改憲を阻止する大運動を!〜緊急院内集会「憲法審査会は、今!」開かれる
緊急院内集会「憲法審査会は、今!」が2月22日、衆議院第一議員会館で開かれた。国会議員の任期延長に絡んだ改憲が進められようとしている憲法審査会の危険な現状が報告され、「岸田内閣による改憲を阻止するための運動を、国会内と国会外で強力に展開しよう」という呼びかけがあった。集会は、「九条の会」と「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が共催し、188人が参加した。まず早稲田大学名誉教授(労働法・ジェンダー法)で「九条の会」世話人の浅倉むつ子さん(写真上)が、「いま、二つの訴訟の原告として考えること」と題してスピーチした。二つの訴訟とは「安保法制違憲訴訟」と日本学術会議の会員任命拒否に関する「情報不開示処分取消請求訴訟」のことだ。安保関連法は15年9月19日に強行採決されたが、浅倉さんは「この法律の立法上の必要性と論拠は全くなかった」と指摘。圧倒的多数の憲法学者が「憲法違反だ」と指摘していた状況を説明した。(竪場勝司)続き

非正規春闘 : 介護現場の悲鳴が聞こえてくる〜低賃金・過重労働・集団離職
介護の質が低下し利用者の命が危ない! 2月21日、総合サポートユニオン介護保育支部は厚労省で会見を開き、介護現場の過酷な実態を訴えた。同ユニオンは、非正規春闘の一環として、介護職場3か所に10%の賃上げを要求しているが、あわせて国が介護職一律7万円の賃上げ予算を組み、他産業との賃金格差を埋めるように、同日、厚労省に申し入れた。会見で、サポートユニオンの池田一慶さんは、「2021年には介護施設で高齢者の事故死が1159人に達している。主な原因は人員不足。人員配置基準を満たしていない施設はじつに53%にのぼっている。利用者の命を守るためにも賃上げ7万円が必要だ」と強調した。そして、特別養護施設老人ホームやサービス付高齢者住宅(サ高住)で働く3人が現場の実態を訴えた。桜町聖ヨハネホームの介護士・宍戸正博さんは昨年から起きている「大規模な集団離職」について語った。「コロナの時には50人のフロアを3,4人で看る状況で、地獄ともいっていい過酷な状況だった」(M)続き動画(10分)

〔週刊 本の発見〕感情と儀式の接合の卒業式は今も続く〜『卒業式の歴史学』
卒業式のシーズンだ。この本を再び手に取ったのは、今年小学校を卒業する娘さんの母である友人から聞いた次の話がきっかけだった。娘さんはこう言ったそうだ。“卒業式の「呼びかけ」、こんな言葉一つも思ったことないわ。どうして思ってもいないセリフを言わされるの? こんなきれいごと、言いたくないわ!” 友人は、“そんなに納得いかないなら先生に相談してみたら?”と。娘さんは、“そんなこと言えない空気を知らないから言えるんや!”と怒ったそうだ。そういえば、卒業式をテーマにして書いた本があったと本書を思い出した次第だ。裏表紙にはこうあったー「最高の卒業式」を目指し、教師と生徒が努力を重ね、みんなでともに歌い、感動し、涙する「感情の共同体」が達成されるー。この日本独特と言える「儀式と感情との接合」は、いついかにして生まれたか。涙の卒業式、この私たちにとって当たり前の光景の背景には、明治初期以来の学校制度構築の歴史が横たわっている。日本の近代と教育をめぐる、新たな視覚!(志水博子)続き

フランス発・グローバルニュース:「反ユダヤ主義」に取り憑かれた欧州
前回、ドイツやフランスの政界やメディア界を覆う「反ユダヤ主義」という「悪魔祓いの思想」について書いた。昨年11月、フランスのダルマナン内相は警察と国家憲兵隊が1カ月で518件の不審尋問を行ったと上院で発表し、「反ユダヤ主義的行為が爆発的に増加している」と説明した(フィリップ・デカン「フランス における反ユダヤ主義の現状」、ル・モンド・ディプロマティーク日本語版2024年2月号)。内相の言う「反ユダヤ主義的行為」とは何か? それは内相が、パレスチナを支援しイスラエルを非難するデモや集会を「反ユダヤ主義を煽る行為」として禁止したことから容易に推察することができる。欧州はいまや「反ユダヤ主義」という幽霊に取り憑かれていると言っても過言ではない。2023年10月7日のハマスによる攻撃で犠牲となったイスラエル人に対する共感が欧州で広がっているのは間違いない。だが、「反ユダヤ主義」とはいったいいかなるものなのだろう? (土田修)続き

ラファに手を出すな!東京・新宿デモ〜怒りのコール広がる
2月18日、東京・新宿駅南口の「ラファに手を出すな!全国連帯デモ」です。「これは戦争ではない。ジェノサイドであり、民族浄化だ」「私たちが求めるのはB=ボイコット、D=投資撤収、S=制裁」「行動、行動、行動!プレッシャー、プレッシャー、プレッシャー!」「日本政府は虐殺に加担している。国会議員に毎日、電話してください。ファクスしてください。メールしてください。直接事務所を訪ねてください。私たちが世界を動かしましょう」「日本政府にイスラエルとの防衛装備品機密保持協定や投資自由化協定、経済連携協定を破棄させましよう。国際法違反の入植地産製品の禁輸措置をとらせましよう。大学・研究機関の学術・技術協力をやめさせましょう」「ボイコットのB! 不買の運動!! ダイベストメントのD! 資本の引き揚げ!! サンクションのS! 国から制裁! 経済制裁!」「ラファへの侵攻やめろ!」「ラファ、ラファ、ラファに手を出すな!」(浅井健治)報告『ガザモノローグ』上演全動画(2時間46分)

羽田空港衝突事故 第5弾 : 国交官僚の人生から透けて見える「新自由主義的交通行政」
元日を襲った能登半島地震とともに全国の正月気分を引き裂いた「1・2羽田事故」。安全問題研究会は、過去4回にわたって本欄で報じてきた。今回は、前回報じた、空港施設の幹部人事に介入した元国交省官僚の姿を通して、過去半世紀間続いてきた交通行政の本質を読み解く。なぜなら彼の人生にこそ、旧運輸省から国土交通省に変わっても連綿と続いてきた「新自由主義的国交行政」が凝縮されていると考えるからだ。・・空港施設に「別の有力国交省OBの名代」を名乗って乗り込み、乗田俊明社長に面会してまでポストを要求した本田勝・元国交省事務次官は1953年生まれ。76年、東大法学部卒業後、旧運輸省に入る。大臣官房文書課で運輸省が国会提出する法案などを担当後、1985年2月、大臣官房国有鉄道部財政課国有鉄道再建実施対策準備室に配属される。85年4月、準備室が正式に対策室(国鉄再建実施対策室)となるのに合わせ、本田氏は補佐官に就任した。当時の運輸省は、鉄道監督局に国有鉄道部(国鉄部)が置かれていた。(黒鉄好)続き

トヨタ本社に大量解雇の責任を問う!〜2.15 東京総行動報告
2月15日午前8時45分、春一番が吹き付ける中で、日本製鉄本社前から第185回東京総行動が始まりました。私たちは長年2001年に233名(その後237名に)もの大量な不当解雇されたフィリピントヨタ労組を支援し、日本のトヨタ本社に争議解決を求めて抗議申入行動を行って来ました。15日も午後3時40分から水道橋にあるトヨタ東京本社への抗議行動を行いました。行動に先立ち、支援する会4名が午後2時半より東京本社との面談、申入を行いました。トヨタは2021年9月に当時の豊田章男社長の署名入りで「トヨタ自動車人権方針」を公表し、「国連ビジネスと人権に関する指導原則」を支持し、人権尊重の取組みを進めていくと誓っています。よってILOの条約・勧告に従わねばなりません。当日はフィリピン現地でも東京総行動に連動して日本大使館とフィリピントヨタ社サンタロサ工場での抗議行動が取り組まれました。(フィリピントヨタ労組を支援する会 大井 呑)報告

群馬の森「撤去・破壊」でも消せない歴史〜レイバーネットTVで浮き彫りに
2月14日のレイバーネットTV195号は、特集「群馬の森」朝鮮人追悼碑ー「撤去・破壊」でも消せない歴史」でした。ゲストは、石田正人さん(写真右下)と松本浩美さん(中央)で、1月末「強制撤去・破壊」された追悼碑問題に迫りました。地元出身の尾澤邦子さん(左)が司会を担当しました。強制撤去の執行命令したのは山本一太群馬県知事です。山本氏は、安倍政権の閣僚もつとめた「アベの腰巾着」といわれる人物。加害の事実を消し、あったことをなかったことにする安倍の歴史修正主義を、山本氏は自ら実施しました。そのやり方はデタラメそのもので、現地の松本浩美さん、石田正人さんが一つひとつ取り上げ、明らかにしました。「強制連行」という言葉だけをとって政治的と難癖をつけたり、山本氏が移転場所を提示したというのが山奥だったり、すべてが口先だけ。(TVプロジェクト)続きアーカイブ録画(71分)感想(北健一)詳細報告(笠原)

アンジー・ゼルターさんのたたかい〜『非暴力直接行動が世界を変える』出版記念会開かれる
原子力潜水艦の実験施設を「非武装化」(破壊)して無罪判決を勝ち取ったことなどで知られる、イギリスの非暴力に徹する活動家・アンジー・ゼルターさん(72歳)が自らの半生を描いた著書の翻訳本『非暴力直接行動が世界を変える 核廃絶から気候変動まで、一女性の軌跡』が南方新社から発刊され、2月13日、東京・飯田橋で出版記念会が開かれた。1999年6月、アンジーさんら3人の女性が、スコットランドのファスレーン基地に付属する、ゴイル湖に浮かぶ原子力潜水艦試験施設に侵入し、コンピューターなどを湖に投げ込み、実験用潜水艦モデルを破壊。イギリスの裁判所は女性たちの行動が「国際法を遵守するためにはやむを得なかった」として無罪を言い渡した。こうした活動を評価され、アンジーさんは2001年に「もう一つのノーベル賞」と言われるライト・ライブリフッド賞を受賞している。(竪場勝司)続き

雇用継承なくして工場撤去はありえない!〜韓国オプティカル労組、来日して訴える
日東電工の100%子会社、韓国オプティカルハイテックで工場廃業・解雇の問題が起きています。2003年11月に日東電工が韓国の慶尚北道亀尾(クミ)市の工業団地に設立した会社です。2022年10月、工場で火事がおきました。その1か月後、労働者には何の話もなく、会社は一方的に全労働者ショートメールで廃業・解雇を送りつけてきました。来日した組合員のぺ・ヒョンソクさんは「韓国の労働者は、くやしくて、腹がたっている。工場の火災を起こしたのは、私たち労働者ではない。青春をささげ、家族を守ってきた職場をこのままではあきらめられない」と訴えました。ナ・ヒョンジュさんは「1月8日、二人の女性組合員が雇用継承の要求を掲げ、火災にあった工場の屋上に登り、無期限の籠城を行っている。組合員は日東電工が捨てていった工場を守っている。権利を叫び闘う労働者を、撤去することはできない」と訴えました。(尾澤邦子)続き

レイバーネットTV(2/14)放送 : 特集「群馬の森」朝鮮人追悼碑
2024年1月29日、群馬県は高崎市にある県立「群馬の森」公園を封鎖し、公園の奥にひっそりと佇んでいた「記憶 反省 そして友好」の朝鮮人追悼碑を撤去・破壊しました。碑は、太平洋戦争中、日本の軍需工場、鉱山、発電所や鉄道敷設などに、植民地支配下の朝鮮半島から連行され、食べ物もない中で苛酷な労働を強いられ、犠牲になった人たちを追悼する碑です。なぜ撤去・破壊されなければならなかったのでしょうか。現地映像を交えて、経緯を振り返ります。追悼碑破壊は、マスコミ各社、韓国メディアでも大きく報道され、問題になっています。国策としてやってきたことを、その歴史的事実を隠蔽し、葬り去ろうとするからです。番組では、「記憶 反省 そして友好」の朝鮮人追悼碑が建立された経緯とその意義を確認し、「追悼碑を守る会」の活動と、今後どうしていくかなどのお話ができたらと思います。ぜひご視聴、ご意見いただきたいと思います。(レイバーネットTVプロジェクト)番宣

トヨタ総行動:春闘集会に650人〜物価高騰を大幅に上回る賃上げを!
愛知春闘共闘などの労働団体が「第45回トヨタ総行動 2024国民春闘勝利決起集会」を名古屋市内で2月12日に行なった。650人が集まった(主催者発表)。主催者あいさつで若井和則愛労連副議長は、「この春闘で一番の課題は、物価高騰を大幅に上回る賃上げだ。そのためには、トヨタのような大企業が社会的責任を果たし、下請企業に至るまでしっかりと賃上げできる土台を作っていくことだ」と語った。石川敏明全労連副議長も、「物価高騰の中、24春闘には かつてない期待が集まっている。闘う労働組合に追い風が吹いている。国民春闘共闘は昨年、単純平均額で23年ぶりに6千円を上回る大幅賃上げを勝ち取った。これを更に上回る賃上げを この24春闘で実現するために、ストライキを背景に闘おう」と訴えた。トヨタ総行動の参加者らはその後、「賃金上げろ!」「内部留保を社会に回せ!」との声を響かせながらトヨタ自動車名古屋オフィスに向けてデモ行進した。(酒井徹)報告

はじまりはこれから〜「群馬の森」慰霊碑撤去に抗議し、アルタ前に集まった人たち
1月29日、ついに「群馬の森」公園(高崎市)に建立された朝鮮人追悼碑が撤去された。怒り、悲しみは収まらない。2月10日午後3時、新宿アルタ前広場で抗議の街宣行動が行なわれた。中学生が作ったという『記憶 反省 そして友好』碑のレプリカの周りに、老若男女、あらゆる世代の人たちが集まった。韓国人やドイツ人の姿もあった。はじめに一分間の黙祷を捧げ、マイクアピールが行なわれた。呼びかけ人の1人、松本浩美さんは、連日『群馬の森』に駆け付けた。「撤去される前日、慰霊碑の前でお別れのイベントを開いた。それはおだやかなものだったが、右翼、機動隊が妨害にやってきた。『碑は紛争の原因となり、公園の機能を阻害するから撤去は適法』と最高裁は判断したが、平和な公園の機能を奪っているのは誰なのか」と訴えた。そして「追悼碑は日本の良心だった。それが目ざわりでしかたない人たちがいる。地元メディアは、県と結託しているのかと思うほど、背景を伝えなかった」と怒りをこめた。(堀切さとみ)続き

タワマンはごめん、庶民の街をつぶすな!〜怒りの「大山商店街」
東京・板橋区のハッピーロード大山商店街が揺れている。都市計画道路26号線によって商店街は分断され、商店街のシンボルであるアーケードは外され、4棟のタワマンが建設される再開発が進められようとしている。ここに店舗を構える「コモディイイダ」は、住民不在の強制的な立ち退きを拒否し、住民参加のまちづくりを求めて反対運動を展開している。2月10日、自由な語り場である「板橋茶論」が「熊野地域センター」で開かれた。ゲストは、ハッピーロード大山商店街振興組合元理事長の大野厚さんだった。タワマン型再開発に反対する一人で、大山の歴史を体現してきた人だ。「私の戦後史、大山の記録」と題したお話は、スライドを交え、庶民の街「大山」の魅力をふんだんに伝えるものだった。歌が大好きな大野さん。敗戦直後に大ヒットした「東京ブギウギ」を披露し、あの時代に聴衆を引き込んだ。大野さんたちがプロに依頼してつくった「大山音頭」も素晴らしい。(松原 明)続き動画(9分)大山問題HP

太田昌国のコラム:カタログ『AINU ART』から広がりゆく思い
北海道に住む友人から『AINU ART ――モレウのうた』が送られてきた。札幌の北海道近代美術館でいま開かれている展覧会(2024年1月13日〜3月10日)のカタログだ。モレウというアイヌ語は、アイヌ文様の特徴というべき渦巻き文様のことだ。織りや刺繍ではもちろん、木彫の小刀・盆・儀礼具・置き物でも、彫金の指輪でも、木版画でも、アイヌの芸術家が制作するあらゆる品々の中に、渦巻き文様が現れる。この企画の責任者・五十嵐聡美(同美術館学芸部長)によれば、「アイヌ文様のモレウは、渦巻き文様といっても、二重三重に強く巻きつくものではない。中心点から出発して、ゆるやかに曲線を描くのがモレウの特徴。ただしその姿は一様ではない」。確かに、どの作品を見ても、そこに描かれているモレウは、中央部に収斂していく強引さが微塵もなく、中心点から出発しても、限りなく周縁へと広がり、伸びてゆく。ゆるやかな曲線も、見る目に心地よい。(太田昌国)続き

遺骨が含まれた沖縄南部の土砂を埋め立て工事に使うな!〜2・6緊急防衛省交渉
「沖縄戦の遺骨や血が含まれている土砂を、海の埋め立てに使わないでほしい」。2月6日、衆議院第一議員会館で、沖縄戦の遺族らが防衛省を相手に交渉を行った。会場には百人以上の遺族、市民、メディアが集まる中、私はライブ配信スタッフとして参加した。「基地に賛成反対の問題ではない。遺骨は遺族に返すべきもの、海に捨てることは人道に反する」。39年にわたって遺骨収集に取り組んでいる具志堅隆松さんが訴える。土砂の中には米軍や日本兵の遺骨も含まれている。防衛省だってそれを知らないはずはないのだ。防衛省の四人は撮影禁止。遺族や国会議員、記者たちの、切なる訴えや真摯な質問にも表情ひとつ変えることなく、答えにもならない答えを繰り返した。四人のうち、一番の年長者も四十代くらいか。国の舵取りをすべき人間が、質問をかわす手練手管だけに修練している様子は、本当にみっともなくて破廉恥だった。(堀切さとみ)続き全記録(3時間)

嬉しい報告が続く〜日本エヤークラフトサプライにもエルビットと手を切らせました!
嬉しいご報告が続きます。伊藤忠商事が2月5日にイスラエル最大の軍需企業エルビット・システムズとの協力覚書の終了を発表したのに続き、2月9日、日本エヤークラフトサプライが2月末での協力終了を公表しました。9日午後、「日本エヤークラフトサプライはエルビットと手を切れ!全国連帯デモ」の一環で東京・四谷三丁目の本社前で120人での抗議(写真)を終えた直後に情報が入るという、予想外の展開でした。これは、まぎれもない市民側の完勝です。虐殺加担となるイスラエルの「死の商人」の日本への武器売り込みに歯止めをかけたと同時に、国際司法裁判所(ICJ)による仮保全命令がもたらす具体的な波及効果を積み重ねるものにもなりました。ただ、日本エヤークラフトサプライは複数のイスラエル軍需企業と技術提携を行っており、北関東工場のウェブサイトにはパレスチナ人を実験台にして開発した製品が並んでいます。同社はエルビットだけでなく、イスラエルの全ての「死の商人」と手を切るべきです。(杉原浩司)続き

「機械じゃない、人間として生きさせろ!」〜非正規春闘、経団連前からスタート
2月8日午後、東京・大手町の経団連前に非正規労働者・組合員ら50名以上が集まった。10%以上の賃上げを求める「非正規春闘2024」の最初の行動だった。経団連前集会では、非正規労働者が苦しい生活実態を語った。「食事を一日一食にしている。それでも毎月借金地獄だ」「時給は最低賃金の1113円。フルタイムで働いても年収は200万程度。ダブルワークしないと普通の生活ができない」。何とかしてくれ、という悲鳴のような叫びが次々にぶつけられた。非正規春闘実行委員会を代表して青木耕太郎さん(総合サポートユニオン)は、「昨年の非正規春闘では36社に要求を出し16社で賃上げを勝ちとった。今年はさらにインフレがひどい。生活もきびしい。非正規労働者は団結してストライキでたたかっていきたい」とアピールした。ほかに、実行委員会を構成する首都圏青年ユニオン、東京東部労組、東京ゼネラルユニオン、出版情報関連ユニオン、生協労連からの発言があった。(M)続き動画(14分)NHKニューステレビ朝日関西非正規春闘情報

〔週刊 本の発見〕『日本語に生まれること、フランス語を生きること』
「われわれは公共社会(レス・プブリカ)を持たない。われわれにはレス・プブリカの成立を寿ぐための、ともに歌う歌がない」と著者はいう。フランスでは政府に抗議する市民たちはラ・マルセイエーズを歌う。天安門事件の時、渋谷に集まった中国人留学生は抗議デモで中国国歌「義勇軍行進曲」を歌ったという。日本で政府への抗議デモの際に「君が代」を歌うことは、ありえない。中学時代、宿題で「建国」記念日の由来を調べた時の衝撃を、今でもはっきり覚えている。戦争に負け、金輪際戦争はしないと実感した日でもなければ、新しい憲法を作った日でもない。神武天皇が即位した日だなんて、日本は近代国家と言えるのか!と。著者は40年以上フランス語を学び、2011年以降、一度日本語を離れてフランス語で生きることを選択した。そして、フランス語による執筆を続け、フランス書店大賞他も受賞しているという。(わたなべ・みおき)続き

「非国民」と呼ばれようとダニーは反戦〜全国各地で講演活動
ダニー・ネフセタイさん(67/写真)の憂いは日々深まる。今もパレスチナ自治区ガザ地区で子どもたちが殺されている現実に耐えられない。在日イスラエル人として、同胞から「非国民」扱いされても発言をやめないのはなぜか。「抑止力」をまやかしと断じる彼の思いと反戦の行動は聞く者の心をとらえて離さない。ネフセタイさんは来日40年、埼玉県皆野町で妻の吉川かほるさん(65)と「木工房ナガリ家(や)」で注文家具をつくりながら、人権や平和をテーマに講演活動を続けている。「国のために死ぬのはすばらしい」という国家教育がイスラエルの本質だとネフセタイさんは説く。親族も第二次世界大戦中、ホロコースト(大量虐殺)で亡くしており、ユダヤ人の一人として国家創設と国防意識の重要性を就学前からたたきこまれた。多くの学校に実戦で使用された戦闘機や大砲が飾られ、全国の小中高に戦死した卒業生の顕彰碑が建つ。歴史の授業なら、どの戦争で領土を得たかやイスラエルの戦死者の数を暗記させられる。(林田英明)続き

関西生コン事件 : コンプライアンス・ビラ配布事件 7人が無罪、権力弾圧が破綻
2月6日13:30、大津地裁で、関西生コン支部の組合員ら9名の判決があり、ゼネコン現場の違法活動を調査・撮影・通報した2名が懲役2年6か月(執行猶予3年)と1年6か月(執行猶予3年)の有罪とされる一方、コンプライアンス違反を指摘するビラを配布した4名とビラ配布を指示した組合役員3名は無罪となりました。裁判官は関生支部が、生コン価格安定化のために共販事業を実施する協同組合に加入しないアウトサイダー対策を行うこと自身が労組法1条2項の正当行為か否かという判断は避けつつ、「京都・滋賀で行われたコンプライアンス活動に限れば契約をアウト業者から協組業者に付け替えるために湖東生コン協同組合と関生支部が共謀して行った威力業務妨害・恐喝行為」と検察に迎合して断定、例え現場での行為それ自体に違法性がなくとも、威力業務妨害と恐喝未遂の共謀共同正犯が成り立つとして2名の仲間を有罪としたのでした。他方、大阪や神戸地域の組合組織とは共謀共同正犯が成立することの証拠はないとし、ビラを配布した組合員とビラ配布を指示した組合役員を全員無罪としたのです。(愛知連帯ユニオン)続きニュース98号

羽田空港事故を受け、国土交通労働組合が航空管制官増員求める声明発表
羽田空港で1月2日に起きたJAL機と海上保安庁機の衝突事故を受け、国土交通省職員で作る「国土交通労働組合」が2月6日、航空管制官の増員を求める声明を発表しました。以下、転載紹介します。・・・2024年1月2日に東京国際空港で発生した日本航空516便と海上保安庁機の衝突事故で犠牲になられた海上保安庁職員5名の方々とそのご遺族の方々に対し、深い哀悼の意を表します。また、この事故で負傷された方々に心よりお見舞いを申し上げます。今回の事故を受けて、一部の報道各社やSNSにおいて、断片的な情報や憶測による事故原因を推測する記事が多々見受けられます。なかでも、責任の所在につながるような論調は、この事故に直接関わった航空管制官のみならず、全国で日々懸命に奮闘する航空管制官やパイロットなど、多くの航空従事者に心理的負担を強いるものであり、彼らの業務遂行に多大な影響を及ぼしかねないことを強く懸念しています。今回のような痛ましい事故を繰り返さないためには、すべての真実を明らかにすることで、真の原因究明につなげることが重要なことから、事実にもとづく情報のみの発信を望みます。(声明より)続き *写真は労組HPより

声を上げた市民の画期的勝利!〜伊藤忠がエルビットとの提携解消を公表
2月5日、伊藤忠商事は、100%子会社の伊藤忠アビエーションがイスラエル最大の軍需企業であるエルビット・システムズと結んでいる戦略的協力覚書(MOU)を2月中をメドに終了すると発表しました。ネット署名や伊藤忠本社前などでのアクション(写真)を展開されてきた「<パレスチナ>を生きる人々を想う学生若者有志の会」をはじめ、声を上げ、届け、広めたすべての人々による画期的な勝利です。日本のBDS(ボイコット、投資引き揚げ、制裁)運動史上、最大の成果だと思います。イスラエルの「死の商人」と組むことはリスクになるという先例を確立させた意義は大きいです。伊藤忠は、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対し、ジェノサイド(集団殺害)行為を防ぐ「全ての手段」を講じるよう命じ、上川陽子外相が「当事国を法的に拘束するものであり、誠実に履行されるべきものだ」などとする談話を出したことを踏まえて判断したとしています。市民の抗議と国際司法の真っ当な判断が相乗効果をもたらしたのではないでしょうか。(杉原浩司)記事

心の中に「仮想敵国」を持たないで〜トークイベント「2024年を和平の年に」で加藤登紀子さん
「Ceasefire Now!」の声明発起人らは昨年来、都内でシンポジウムを開催し、ウクライナ戦争だけでなく、パレスチナ戦争についても「即時停戦」を呼びかけてきたが、1月24日には東京ウィメンズプラザで、加藤登紀子さんをゲストに迎え、「2024年を和平の年に」と題するトークイベントを開催した。伊勢崎さん、羽場久美子さんのトークに続いて、歌手の加藤登紀子さんが登壇。「戦争は『敵国』を作ることから始まる。今、私たちは中国、ロシア、北朝鮮など『仮想敵国』を心に埋め込まれている。でもそれらの国は私たちの『隣国』だ。『敵国』ではない。『仮想敵国』は軍備を拡張したい人たちによって巧妙に作られている。どうか心の中に『仮想敵国』を持たないで」と訴え、「ゼレンスキー大統領が『最後まで戦う』と言うのを聞くと鳥肌が立つ。日本人が戦争を長引かせなければ原爆投下も沖縄戦も朝鮮半島の分断もなかった」「日本は戦争をしない国だ。この国に生きる者には戦争をしない権利がある。若い人たちには平和憲法を持っていることを誇りに思ってほしい」と続けた。(土田修)報告

「任期中、憲法改正」の岸田発言を許さない!〜国会正門前スタンディングで澤地久枝さん
「アベ・スガ・キシダ政治を許さない」と書かれたポスターを掲げる行動が2月3日、国会正門前で行われた。2015年11月から始まった「毎月3日」行動で9年目に入った。この日は晴天に恵まれ、1月につづいて200人が集まり盛況だった。呼びかけ人は作家の澤地久枝さん(93歳/写真左)で、ほぼ毎回参加している。今回は、足が悪く杖をついてかがみ込んでいたが、マイクを握るとよみがえった。そのスピーチは精神力と気力に満ちていた。「日本の政治は悪くなるばかり。岸田総理は任期中に憲法を変えるとはっきり言いました。こんなにはっきりといった人はこれまでないと思う。支持率が下がるなかでこんな発言をしたことは、憲法を守ろうとしている人たちへ挑戦だし、ばかにしていると思う」ときっぱり。岸田首相が1月30日の施政方針演説で、「自分の総裁任期中に改正を実現したい」と述べたが、国会前に集まった人たちの反発は大きかった。(M)続き動画(9分)

ズバリ!羽田衝突事故の原因に迫る〜「JAL青空チャンネル」は必見
2月1日放送の「JAL青空チャンネル」は羽田衝突事故を特集し、事故の原因と問題点にズバリ踏み込んだ。出演は、大ベテランの元パイロット杉江弘さんと元客室乗務員の宝地戸(ほうちど)百合子さんで、働く側の視点から大いに語った。飛行時間は1万4千時間をこえ飛行機を知り尽くした男・杉江さんはこう言う。「事故の直接の原因は、管制官から言われた『NO.1』の意味を海保機が勘違いして滑走路に進入してしまったことだった。だが、管制用語『NO.1』の意味は、世界標準の教育を受けている民間パイロットならあたりまえに知っていること。海保機では教育がなされていなかったのではないか。また管制官のモニター画面には滑走路の危険を示す警告灯が点灯したはずだが、管制官が見落としたのではないか。その不幸が重なった。また、着陸する飛行機のパイロットからは、海保機が見えたと思う。最後の着地は100%目視で行うのが普通で、人間の眼と体感の能力は高い」(M)続きアーカイブ録画(70分)「羽田事故」第4弾(黒鉄好)

〔週刊 本の発見〕本当なのか、フィクションなのか〜小川哲『嘘と正典』
大西は、子供の頃からたしかに本好きではあったけれども、たとえば年間に数百冊を読破するというような猖椶涼遶瓩△襪い詫霪媛箸任呂覆った。そんな中で最も本に没頭した時期といえば、小学校高学年から中学生にかけてだったと思う。特に、中学校に進んで社会部というクラブに入ったところ、三年生にSF=サイエンス・フィクション好きの人が居たもので、この先輩・Nさんから一年間に受けた影響は大きかった。それまでにもSFは読んでいたとはいえ、スペース・オペラと呼ばれるような活劇ものが多かったのだが、Nさんからは星新一や筒井康隆、あるいはA・アシモフやR・ブラッドベリの作品を教えられ、ハマり込んだ。ちょうど刊行が始まっていた「世界SF全集」(早川書房)を通じて、A・ハックスリイの『すばらしい新世界』やG・オーウェル『1984年』などの著名な作品を読むことにもなった。(大西赤人)続き

米国労働運動 : 組合役員の直接選挙が組合を強くする
【解説】レイバー・ノーツの2024年の最初の記事は労働組合役員の直接選挙による選出の重要性を主張するこの記事であった。労働組合内部の自主的組織コーカスが役員選挙を通じて組合指導部となり、組合を内部から改革していくのがレイバー・ノーツの40年に亘る戦略であった。その戦略が大きく花開いたチームスターズ労組と全米自動車労組の昨年の協約闘争の勝利に裏付けられており、説得力を持った記事である。(レイバーネット国際部 山崎精一)・・アメリカの労働運動は、昨年の全米自動車労組、チームスターズ労組、全米映画俳優組合、全米脚本家組合の協約改定闘争の勝利を祝福して当然である。65万人の組合員がこの勝利の恩恵を受けているのである。これらの協約改定闘争の重要な共通点は、この四つの組合の最高幹部がすべて組合員によって直接選出されていることである。他の多くの労働組合ではこの基本的な権利が否定されている。続き

 
 

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