ガザ虐殺支援ビジネスから撤退してください！〜「海外物産」前でスタンディング
那須研一（杉並区学童支援員）
防衛省・NASがイスラエル製ドローン購入を断念するまで抗議を続けますが、今年度、防衛省が導入を目論んでいるのは「�儀拭廖��儀燭箸老塙埃鮎�型ドローン。その機種は、イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ（IAI）社製のロテム・エルとポイント・ブランク。その実証試験契約を１円で落札したのが「海外物産」である。
今年度中に一般競争入札を経て同社が輸入代理を請負い、イスラエル製殺傷兵器導入の既成事実を作る。�儀織疋蹇璽鵑鯑庸妨�として、来年度以降、同国製II型�祁燭瞭各�に突き進む、というのが防衛省の筋書き。
一方、停戦報道の陰で今なお続くガザ攻撃、虐殺。先週、イスラエル軍は、列をなしてガザ市中心部に帰還する人々をIAI製ドローンで爆殺。同社への利益供与の持つ意味の重大さ。
今こそ、声を上げなければ・・。今朝、余裕を持って家を出たはずが、現場最寄りの虎ノ門駅３番出口を探すうち、告知した集合時刻の8時半に。参加を表明してくれた、ひのきみ全国ネットのWさんから「3番から出たけどビルが見つからない」と電話。急いで地上で合流して、当惑しつつ角を曲がったところに目指すビル発見。昨日下見したのに!?
「ストップ大軍拡！」のメーリングリストで私の呼びかけを見たという男性も加わり、寒風の中、３人それぞれボードを持ってスタンディング。海外物産が６階に入るビルの前は、それぞれの勤め先に向かう多数の労働者が行き交う。怪訝そうな目を私たちに向けながら、眼前のビルに吸い込まれていく出勤者。
「ガザでの攻撃、虐殺は今も続いています。イスラエル軍の使用する殺人兵器の製造企業から、私たちの税金で自爆ドローンを輸入することは、虐殺兵器の生産支援です。戦争犯罪への加担です。私たち納税者がガザの人たちに対して加害者になることです」「2年にわたって続いている、パレスチナ・ガザ地区への攻撃は、国連も明言する通り、民族絶滅を目指すジェノサイドです。イスラエル軍が標的にしているのは、住宅、学校、病院です。殺害しているのは民間人、その多くは女性と子どもです」
ビルの上階を見上げて声を張り上げる。「海外物産社員の皆さん、聞こえますか？ あなたがたの仕事がガザの子どもたちの命を奪うことにつながっている現実から目を背けないでください。虐殺支援ビジネスから撤退してください！」
ビル玄関の奥に立っていた警備員が外まで歩み出て、私たちを無言で監視。約40分程のスタンディングの間、警察の介入もなかった。今後、基本的に平日毎朝、NASと海外物産それぞれへの抗議を並行して継続します。政府・防衛省と戦争寄生企業、そして私たちが虐殺加担をやめるまで。
【スタンディングについての問い合わせは nskn521@ezweb.ne.jp（那須）まで】
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