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東京東部労組:【解決報告】解雇通告をめぐり会社からの謝罪かちとる
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みなさん

東京東部労組の菅野です。

パート労働者が東部労組に加入し、解雇通告をめぐり会社からの謝罪・解決を勝ちとりま
した。以下、ご報告です。

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【解決報告】解雇通告をめぐり会社からの謝罪かちとる

東京・江戸川区にある「末友印版工業」で働いていた唐津美奈さんは9月、会社から解雇
通告を受け、その理由を問いただしたところ、会社から「経営不振」などの回答があった
ため解雇理由証明書の交付を求めました。
しかし会社はその後、あたかも唐津さんが退職に合意したかのように「解雇ではなく退職
勧奨による合意退職」として解雇理由証明書の交付を拒否してきました。

このような会社に対し、唐津さんは10月1日、東部労組に加入して闘いを始めました。

10月28日、唐津さんは会社との団体交渉に臨み、解雇をめぐる経緯について会社や社
長の姿勢を追及。また、解雇通告の際に社長から投げかけられた「あなたはこの仕事に向
いていない」などの発言や、なぜ唐津さんが解雇の対象者とされたのかについての不適切
な「理由」についても人格否定・差別的であり許されない、と会社を糾弾しました。

これをうけ、社長は今回の経緯について釈明し、円満な解決を図ることで労使双方が合意。
団体交渉における唐津さんの発言をふまえ会社としての謝罪や会社都合による退職、今
回の経緯をふまえての金銭補償などを内容とする協定書に労使双方が調印しました。

会社からの謝罪を含め納得のいく解決をかちとった唐津さんは「声を上げて闘わなければ
泣き寝入りだった。労働組合の力で勝ちとった解決です。今回のようなことは誰にでも起
きうることで、周りの人にも『労働組合がある』ということを知ってもらいたいし広めて
いきたい」と今回の闘いをふり返り語ってくれました。

ともに声を上げ労働組合の闘いで生活と権利を守ろう!

■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n1d81b98cd7a6

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