スパイ冤罪事件を繰り返させてはならない！〜国会内で『レーン・宮沢事件』上映会
福島清（北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会）
12月16日、参議院議員会館講堂で正午から「第3回スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会」。ラサール石井、有田芳生、平岡秀夫、塩川鉄也さんら国会議員と市民120人が参加した。冒頭、実行委員の菱山南帆子さんが、「官邸前集会には多くの市民が集まっている一方、SNS上では、明日にも戦争が始まるようなデマ宣伝が酷い。これまでにない事態だ」と危機感を訴えた。
続いて1993年制作のドキュメンタリー映画『レーン・宮沢事件〜もう一つの12月8日』を上映。12年前の秘密保護法反対闘争時にも見たが、何回見ても国家権力の弾圧の残酷さと、それと闘った人々の記録は説得力がある。制作者のビデオプレス・松原明さんは再版したDVDを販売して訴えた。
＊事件の解説をした筆者
この映画について「解説」を要請されたので、「スパイ防止法を許すな！ 宮澤・レーン・スパイ冤罪事件を繰り返させてはならない」と題した資料を配布して10分ほど訴えた（久しぶりに大勢の前での発言だったのでどこまで伝わったかは？）。
最後に海渡雄一弁護士が、詳細な資料を基に、国民民主党と参政党が「スパイ防止法」を国会に提案した今、「スパイ防止法に反対する運動を緊急に構築しよう！」と訴えた。
→DVDは3000円で頒布中（上映会OK）申込みは→ ビデオプレスまで。
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