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LNJ Logo 海渡雄一 : 高市氏が自民党総裁に選ばれた、ついに恐れてきたときが来た
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高市氏が自民党総裁に選ばれた
ついに恐れてきたときが来た

海渡雄一

 自民党総裁選は4日、投開票が行われ、1回目の投票で183票を獲得した高市早苗前経済安全保障相(64)と164票で2位につけた小泉進次郎農相(44)の上位2人による決選投票の結果、高市氏185票(議員149、都道府県連票36)、小泉氏156票(議員145、都道府県連票11)で、高市氏が自民党総裁に選ばれた。
(写真=メディア報道より)

 国会議員票と党員票を合わせた1回目の投票では、高市氏が183票、小泉氏が164票、林芳正官房長官が134票、小林鷹之元経済安全保障相が59票、茂木敏充前幹事長が49票で、過半数の票を獲得した候補者がいなかったため上位2人による決選投票での争いとなっていた。

 日本初の女性首相と報じているメディアもあるが、自民党は、衆院でも参院でも、多数を失っている。公明党が高市氏首班に賛成するかも不透明である。

 国民民主党、日本維新の会、参政党は、自民党と政策が近いが、自民党総裁を支援すれば、次の選挙でしっぺ返しを受ける可能性もある。

 高市氏が首相になれば、日本の中国との外交関係・経済関係は著しく悪化するだろう。防衛産業=軍事産業は歓迎するだろうが、中国との貿易関係は日本経済の根幹であり、経済界にも打撃をこうむる産業があるだろう。

 自衛隊内にも、高市政権を望む勢力もあるだろうが、高市政権下での外交関係の緊張の激化に対して危惧の声が、制服組の中にもあることが報じられている。

 日本が、アメリカのトランプ政権下のような、表現の自由が脅かされるような国となるのかどうか、実際になにかあれば、日本から戦争を始めるような国になるかどうかの、最後の瀬戸際だ。

 どんなに、わずかな希望しかないとしても、目を見開き、耳を澄まし、未来のために少しでも良い選択をしていかなければならない。(海渡雄一氏のFBより)


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