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魯会燦議員 死亡「惨憺たる心情」

遺書で「金銭は受け取ったが請託とは関係ない」と明らかに

パク・タソル記者 2018.07.23 14:15

正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)院内代表が高層アパートから投身し、死亡した。 魯院内代表はポータルサイトのコメント世論操作の容疑で捜査を受けている 「ドゥルキング」ことキム・ドンウォン氏側から政治資金を受け取った疑惑を受けてきた。 故人は遺書で「ドゥルキング関連で金銭を受け取った事実はあるが、請託とは関係がない。 家族に申し訳ない」というメッセージを残していたという。

警察によれば7月23日午前9時38分頃、 ソウル市中区新堂洞のあるアパートの玄関で死亡しているのが警備員に発見された。 故人のコートがアパート階段で発見され、身分証が入った財布、正義党の名刺、遺書と見られる文がコートに入っていたことが分かった。

正義党は午後12時40分に緊急ブリーフィングを開き 「事件に関する概略の事実関係は警察の発表と同じで、詳しい状況は私たちも把握中」と明らかにした。 チェソク正義党報道担当者は 「惨憺たる心情を禁じ得ない」とし 「故人に関する憶測と無分別な取材を慎んで下さることを丁重に要請申し上げる」と言葉を慎んだ。 正義党は午後3時、故人の遺体安置所で緊急会議を開く予定だ。 遺体安置所は延世大セブランス病院葬儀場に用意されている。

魯会燦院内代表死亡の知らせが伝えられた後、 進歩政党は衝撃と哀悼の声を出している。 労働党のイ・ジュンヒ スポークスマンは 「真に残念で悲痛なこと」とし 「党籍を問わず、共に進歩政党運動を作ってきた人々にとって大きな衝撃に違いない。 労働党は魯会燦議員の急報に対し、 党員と共に丁重な哀悼を示す"と明らかにした。

民衆党も追慕論評を行い 「魯会燦議員の急逝の消息を聞いて狼狽の気持ちを隠せない。 民衆党は代表団会議をしばらく中断するほど衝撃に包まれた。 党員すべてが同じような気持ちだろう」とし 「故人は長い間、進歩政治の生き証人として、迫害を受ける民衆の代弁者であり、 民衆党の政治的な同志であった。 総選挙では民衆党の党員は昌原城山選挙区で魯会燦候補に一本化して当選を支援した」 と故人を記憶した。 続いて「心から冥福を祈る。 また故人を突然に失い、悲しみに沈む正義党の李貞味(イ・ジョンミ)代表と党員、 遺族に慰労の言葉を申し上げる」とした。

与党と保守政党も哀悼を表わした。 共に民主党は午前に追加の書面ブリーフィングで 「どんな言葉でも言葉では言い表せないほど悲しく衝撃的なこと」とし 「故人の冥福を心から祈り、遺族にも深く哀悼を表わす」と明らかにした。

続いて「魯会燦議員は、 わが国の進歩政治の象徴として、政治家である以前に時代精神を貫く卓越した情勢分析家であり、鋭い警句の大家だった。 また過酷だった90年代の初めから進歩政治の希望を作るために努力してきた進歩政党の歴史の生き証人で、 優れた大衆性に基づいて多くの国民から愛されてきた」とし 「魯会燦議員が指向した進歩と民主主義の価値は 後輩の政治家がその意を受け継ぐだろう」と追慕した。

自由韓国党も論評して 「確固たる政治哲学と所信で進歩政治発展に大きな役割を果たされた故魯会燦議員の衝撃的な急報に無念さを禁じ得ない。 進歩政治の象徴として庶民と労働者のための議院活動に模範を示し、 政治改革にも先頭に立って来た。 現実の苦悩はすべて下ろして、永眠されることを願う」と哀悼を示した。 続いて「故人が成し遂げられなかった政治発展の信念は、与野政党がその意を繋いで共に発展させて行く」と明らかにした。 民主平和党も論評して 「衝撃的で悲しいことだ。 故人が味わった心的な苦痛を考えると言葉がない。 進歩の価値を守るために一生献身してきた故人の冥福を祈る」と付け加えた。

故人は労働運動に献身して、進歩政治の道を歩いてきた。 1956年の生まれで今年62歳の故人は、高麗大に在学していた時期に民主化運動を始め、 特に80年の光州民衆抗争から大きな影響を受けて労働運動に専念した。 87年6月抗争以後、故人は仁川市富川の労働組合と労働運動団体を結集し、 仁川民主労働者連盟(略称仁民労連)を発足させた核心メンバーとして活動する。 仁民労連の目標は、労働者階級の政治勢力化だった。 だがすぐに仁民労連結成に関して国家保安法違反容疑で1989年に拘束され、 3年の投獄生活を経て満期出所した。 その後、1992年の大統領選挙で白基玩(ペク・キワン)候補選挙対策本部で活動し、 在野の政治を続けさせる。

その後1997年に国民勝利21の企画委員長として活動し、 本格的な中央政治活動に飛び込んだ。 民主労働党創党以後には2000年から2002年まで、民主労働党副代表だった。 2004年の17代国会議員総選挙で民主労働党比例代表として当選し、初めて国会に入城した。

民主労働党が労働党と進歩新党に分党した後、2008年に沈(シム)サンジョン代表などと共に進歩新党を創党し、共同代表になった。 2012年の19代国会議員総選挙では統合進歩党の公認を受け、 ソウル市蘆原丙に立候補して当選したが、 過去の「サムスンXファイル」に関する通信秘密保護法違反の容疑で有罪判決が確定したことで議員職を喪失した。 2016年の20代国会で正義党からの公認を受けて慶尚南道昌原市城山区から立候補して当選した。 正義党院内代表を3連任し、党を牽引してきた。

特に故人は「サムスンXファイル」事件で注目された。 「サムスンXファイル」は旧安全企画部が1997年に洪錫(ホン・ソッキョン)中央日報会長と李鶴洙(イ・ハクス)前サムスングループ構造調整本部長の対話内容を 不法に盗聴した事件で、 故人は現役の国会議員だった2005年8月、このファイルで餅代を払う対象とされた前現職検事7人の実名を暴露して大きな波紋を呼んだ。

この事件で故人は議員職を喪失したが、 検察はサムスンの李健煕(イ・ゴニ)会長、李鶴洙(イ・ハクス)副会長、洪錫(ホン・ソッキョン)中央日報会長などを横領容疑で処罰するのは難しく、 賄賂供与容疑も控訴時効が完了したとして無嫌疑の決定を下した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-07-24 17:17:59 / Last modified on 2018-07-24 17:18:00 Copyright: Default

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