李在鎔拘束要求法律家の座込場を破壊…法律家は座り込みを固守

権英国弁護士「憲法が認める座り込み、基本人権の侵害」

警察と裁判所の警備員が、法律家たちの野宿座込場まで破壊した。 しかし法律家たちはまたテントを立てて座り込みを固守している。

1月20日午後8時半頃、 裁判所の警備約15人、警察約50人は、法律家たちがソウル中央地方法院の前にたてた 「李在鎔(イ・ジェヨン)拘束令状棄却」座込場を破壊した。 この過程で衝突が発生した。

［出処:朴槿恵政権退陣非常国民行動］

警察は裁判所の所有地であり、裁判所から100ｍ以内だとし、テントの設置を防いだ。 だが座込場は裁判所の正門の外にある。 権英国(クォン・ヨングク)弁護士は1月21日、チャムセサンとの通話で 「法律家座込場は裁判所の境界の外で、公共の通路にある。 憲法に基づいて座込場を作った」と伝えた。

また権英国弁護士は 「(警察、警備が座込場を壊したのは)基本的な人権の問題だ。 雪が降る真冬に風を避ける最低の措置だ。 法律家も座込場を作るにあたり、通行の不便を最小化する措置をした」とし、 警察の座込場攻撃を批判した。

法律家67人はこの日の午後1時から李在鎔拘束令状の棄却を糾弾し、地面で座り込みを始めた。 午後8時頃、風を防ぐためにテントを持ってきたが、 警察と警備がこれを奪ったことで衝突が発生したのだ。

▲裁判所の前で座り込みをしていた法律家 ［出処:朴槿恵政権退陣非常国民行動］

当時、法律家は約20人程度がいた。 夜遅くまで警察との対峙が続いたが、負傷者は発生しなかった。

法律家たちは警察・警備が壊したテントをロープで縛り、ガムテープで付け、立て直した状態だ。 この座込場の中で法律家67人が順番で「チョ・ウィヨン判事罷免」、 「李在鎔拘束令状再請求」を要求している。

法律家たちは1月23日から 裁判所の前で集会と街頭講演を行う。

［出処:朴槿恵政権退陣非常国民行動］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。