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地下鉄9号線の用役業者、労組組合員だけを雇用継承拒否

女性労組「労組抹殺政策」即刻反発

キム・ハンジュ記者 2017.01.17 17:05

地下鉄9号線の清掃用役業者の変更で労働者14人の雇用継承が拒否されているが、 彼らのうち12人が労働組合組合員で、 「労組抹殺政策」でないかという論議がおきている。

昨年12月28日、地下鉄9号線清掃用役業者の新規入札で(株)ヨンガが入り、 労働者48人のうち14人の雇用継承を拒否した。

14人のうち12人は全国民主女性労組地下鉄9号線支部所属の組合員だ。 支部長、幹部などの役員全員は雇用継承が拒否された。 彼らは全て5〜8年間地下鉄で働いてきた。 雇用継承された組合員は5人だけだ。

女性労組は「組合員13人の雇用継承を拒否したのは、 これまで地下鉄の労働環境問題を提起してきた労組を抹殺しようとする試み」だとし、 直ちに反発した。

(株)ヨンガが入る前の用役業者エフエムテックは8年間、地下鉄9号線との契約を結んだ。 労組は元請に対して用役業者の独占契約問題を提起してデモを行い、契約を撤回させたことがある。

また新しく入った(株)ヨンガは、週6日の勤務体系を週5日に変え、 労働強度を強化する一方、 休み時間を延ばして賃金を削減しようと試みた。

民主女性労組のイ・チャンベ委員長は1月17日、チャムセサンとの通話で 「地下鉄駅清掃は環境維持のために毎日しなければならない。 しかし週5日勤務制への転換で非正規職の勤務が増えた。 また、事業場に滞留する時間は1日9時間だが、休み時間を1時間から2時間に延ばし、 賃金を8万ウォン、班長は38万ウォンまで削減するという。 こうした問題を提起する組合員を大量解雇するのは労組を破壊しようとする戦略」だと伝えた。

雇用継承が拒否された解雇者12人は、 昨年12月28日から地下鉄9号線の開化駅メイントゥランスの前で無期限座り込みをしている。

地下鉄1-8号線の清掃非正規職労働者たちは今日(1月17日)、 9号線開化駅の前で非正規職雇用継承問題を解決するため連帯闘争を展開する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-01-22 05:16:16 / Last modified on 2017-01-22 05:16:17 Copyright: Default

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