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光復節、太極旗、そして旭硝子社内下請解雇労働者

[寄稿]光復節を迎えるにあたり

チャ・ホノ(旭社内下請労働組合委員長) 2015.08.11 11:21

光復節が近付いてきます。 光復70周年を迎え、亀尾市が慶祝の雰囲気を知らせるように、 亀尾市庁の建物と木、芝生を太極旗で塗りました。 亀尾市庁にかけられている太極旗を見て、心が張り裂けそうになる労働者たちがいます。 まさに日本企業の旭硝子から携帯メッセージ一通を受けて追い出された労働者たちです。 亀尾市庁がかけた太極旗が追い出された労働者たちの胸をずたずたに破っています。 私たちは亀尾市庁の前で毎日集会をしていますが、 市庁舎にかけられた大型の太極旗を見ると、くやしくて、くやしくて耐えられません。

旭硝子は2004年に亀尾市が特典を与えて誘致した企業です。 12万坪の亀尾4工団の敷地を50年間無料で使うことができ、 5年間、関税、法人税、地方税などの税金を一銭も払わなくてもいいという特典を受けた日本企業です。 旭硝子で働いた労働者たちは9年間、最低賃金でした。 現場で作業して、少し間違っても懲罰を受け、監視対象を知らせるチョッキを着せられました。 旭硝子は低賃金で人権侵害が深刻な事業場です。 私たちは憲法に保障された労働組合を作り、人間らしく暮らしたいのです。 しかし労働組合を作って一か月で、旭硝子から携帯メッセージ一通で170人の労働者を大量解雇しました。

旭硝子の大量解雇事態は、亀尾市に責任があります。 亀尾市と旭硝子が2004年に投資協定を結んで合意した文書には、こうした条項があります。 「旭硝子は工場の建設、雇用など多様な分野において、 慶尚北道の地域経済と地域社会発展に寄与する模範的な法人としての役割を遂行するように努力する」。 しかしこの文句は詐欺になりました。

日本企業には特典を与え、亀尾市民の問題は手をこまねく亀尾市が、 光復節が近付いてくると亀尾市庁のビルやあちこちに太極旗をかけました。 とても恥ずかしいです。 自国の国民の生存を捨てた日本企業から市民を守ることもできず、 亀尾市が本当に祝いたいのは何でしょうか? 亀尾市は旭硝子とどんな関係があって、約束に違反してまで地域社会の発展を阻害することをしても、 目を塞いで知らんふりをしているのですか? 市庁にかけられた太極旗を見ながら、絶望する労働者たちの心情を知っていますか。 私たちには光復節が光復節に感じられません。 亀尾市が光復節を記念するためにかけた太極旗を見ると、悲嘆に暮れるだけです。

雇用を奪われた旭硝子社内下請労働者たちは、 大型の太極旗で偽装された亀尾市の態度に痛い気持ちがさらに深まります。 本気で光復70年を記念したいのなら、日本企業により生存を踏みにじられた旭社内下請労働者たちの涙を拭わなければなりません。 大型太極旗が感動を与えない現実の方がつらいです。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-08-12 08:57:02 / Last modified on 2015-08-12 08:57:04 Copyright: Default

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