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韓国:福島4周年、全国で月城1号機閉鎖を要求 | ||||||
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福島4周年、全国で月城1号機閉鎖を要求カトリック、「核発電所延長運転禁止署名運動」10万人を越える
カン・ハン記者 2015.03.11 19:11
福島核発電所事故4周年の3月11日、 韓国では環境団体を中心として月城1号機などの古い核発電所を閉鎖しろという要求があがった。 3月11日午前、 ソウルのプレスセンターでは1万5千人が参加する「月城1号機閉鎖2次国民宣言」が発表された。 参加者たちは宣言文で、2月27日に原子力安全委員会(原安委)が採決処理した月城1号機寿命延長は「つぎはぎ決定」だとし、 「一瀉千里で4月に月城1号機を再稼働させるという政府と韓国水力原子力の計画は、 国民の安全を無視する無責任な処置」と批判した。 彼らは「寿命が尽きた月城1号機の閉鎖を政府が決断することを要求する」とし、 国会が原安委の独立性を強化するための法制度改善に動くよう要請した。 ソウルだけでなく、月城1号機がある慶北道慶州市と大邱など、全国各地で同じ内容の記者会見と宣言発表が続いた。 原安委は2月27日に月城1号機の継続運転の許可を決め、 2012年11月に月城1号機の設計寿命が終わり、 韓国原子力安全技術院が原子力安全法技術基準により継続運転審査を行って、 福島事故のような災害に備えてストレステストを実施したと明らかにした。 ![]() ▲3月11日午後、青年緑ネットワークの会員が弘大のコッコシップンコリで「福島、覚えていますか」と書いた横断幕をかけている。[出処:いまここ(チグミョギ)カン・ハン記者] なお3月11日の午後、ソウル市麻浦区弘大のコッコシップンコリ(歩きたい道)では、 青年緑ネットワークの主催で福島4周年追慕デモ行進行事を行う。 青年緑ネットワークのアン・ヒョンジン執行委員長は 「福島惨事は韓国のセウォル号惨事と共に衝撃的な事故だったが、 4年目の今、多くの人がその惨事の意味と教訓を忘れたようだ」と 「カトリックニュース・チグミョギ(いまここ)」に話した。 アン委員長は、福島核発電所爆発と大地震で救助、避難が遅れて 約50人の犠牲が出た双葉病院の例をあ 「惨事が起きた時に一番先に被害を受けるのは社会的弱者にならざるをえない」と強調した。 政界では労働党、緑色党、正義党が福島事故4周年論評で、 古い核発電所を閉鎖して新古里5、6号機などの新しい核発電所の建設を止めるよう要求した。 新政治民主連合の兪承希(ユ・スンヒ)最高委員は3月11日午前、 大田で開かれた最高委員会議で、 福島事故4周年をむかえて大田の原子力施設安全対策も点検しようと提案した。 兪委員は大田にある韓電原子力燃料が全国の原発で使う核原料のすべてを生産しており、 韓国原子力研究所内の研究用原子炉「ハナロ」で2004年4月からほとんど毎年事故が起きたと指摘した。 ![]() ▲2011年3月11日、東日本大地震の後に放置された瓦礫の向こうに福島第1核発電所がぼんやりと見える。[出処:柴田潔] セヌリ党と政府は福島事故4周年について特に言及はしなかった。 1月1日から2月15日まで、カトリック主教会議正義平和委員会(正評委)が行った 「老朽各発電所延長運転禁止法案用意のためのカトリック立法請願署名運動」には 10万人を越えるカトリック信者が参加した。 2014年12月、正評委は署名運動計画を発表し 「すでに設計寿命が尽きた月城1号機、古里1号機を延長して稼動しようとする動きは生命に逆らうもの」と批判した。 正評委の担当者は3月11日「カトリックニュース・チグミョギ」との電話通話で、 今回の署名運動に参加した本堂信者、司祭、修道士は合計10万1076人で、 署名の結果発表や活用方法についてはまだ決めていないと明らかにした。(記事提携=いまここ(チグミョギ)) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-03-13 09:21:40 / Last modified on 2015-03-13 09:21:43 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |