韓国:安全企画部Xファイル、魯会燦議員職を喪失 | |||||||
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安全企画部Xファイル、魯会燦議員職を喪失...「歴史の判決が残っている」「賄賂財閥会長・餅代検事は悔しい被害者、捜査を要求した議員は犯罪者」
キム・ヨンウク記者 2013.02.14 16:49
進歩正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)共同代表が『安全企画部Xファイル』の 『餅代検事』の実名をインターネットのホームページに掲載したことで、通信 秘密保護法に違反したという理由で最高裁の再上告審で議員職喪失刑の懲役4か 月、執行猶予1年が2月14日、確定した。国会議員は禁固以上の刑が確定すると 議員職を失う。 魯会燦議員は直ちに「大法院の奇怪で想像に絶した判断を私は決して受け入れ ない」とし「まだ歴史の判決は残っている」と、国会を離れる自分の心境を明 らかにした。 魯会燦議員は2005年8月18日、国会法制司法委員会の会議の前に『安全企画部X ファイル』関連の報道資料を出して、三星グループから餅代を受け取ったと言 われる前・現職検事7人の実名を公開し、これをインターネットに掲載した容疑 で起訴された。 安全企画部Xファイルは、1997年の大統領選挙前に国内最大財閥グループ会長の 指示で、グループの副会長と有力日刊紙の会長などが主な大統領選候補、政治家、 検察高位関係者に不法に賄賂を渡す謀議をし、これを実行する過程を含む録音で、 2005年に公開された。 魯会燦議員は1審で懲役6か月・執行猶予2年および資格停止1年を宣告された。 だが2審では録音が虚偽の事実だという点の検事の立証が不足し、魯議員も虚偽 と認識はできなかったと見られるという理由で無罪を受けた。 だが大法院は、通信秘密保護法違反を有罪と判断し、原審を破棄して事件をソ ウル中央地法合意部に差し戻した。続いて進められた破棄差戻し審理は「報道 資料をホームページに掲載し、すべての一般人が見られるようにしたことは、 免責特権に含まれない」とし懲役4か月・執行猶予1年、資格停止1年を宣告した。 ▲進歩正義党議員団-最高委員会連席会議で沈サンジョン議員が魯会燦共同代表の議員職喪失を残念がり慰めている。 魯会燦議員はこの日午後3時に国会記者会見場で緊急記者会見を行って、「当時、 建国以来、最大の政経検言の癒着である安全企画部Xファイル事件で、駐米韓国 大使と法務部次官が直ちに辞任したが、賄賂を送った人とわいろを受けた人は 誰も起訴も処罰もされなかった」とし「その代わりにこれを報道した記者二人 と、国会法司委会議で餅代検事の実名をあげ、検察の捜査を要求した国会議員 ひとりが起訴された」と非難した。 魯会燦議員は「8年経った今日、大法院はこの事件で私に通信秘密保護法違反の 罪目で有罪を確定した」とし「賄賂を送るよう指示した財閥グループの会長、 贈収賄を謀議した幹部、わいろを渡した人、わいろを受け取った餅代検事は、 すべて悔しい被害者で、彼らの捜査を要求した私は議員職を失うほどの罪を犯 した加害者だという判決」と嘆いた。 魯議員は「国内最大の財閥の会長が、大統領選候補に巨額の不法政治資金を渡 した事件が『公共の非常な関心事』ではないという大法院の奇怪かつ想像に絶 する判断を、私は決して受け入れない」とし「報道機関に報道資料を配布すれ ば免責特権が適用され、インターネットで一般国民に公開すれば議員職剥奪だ という時代錯誤的な詭弁で、果たして大法院は誰の利益を保護しているのか」 と非難した。 魯議員は「私は今日の大法院判決で10か月で国会議員職を失い、また野に立つ ことになった」とし「しかし8年前のあの日、あの瞬間がまたくるとしても、私 は同じように行動するだろうし、国民の審判、歴史の判決がまだ残っている」 と自分の正当性を強調した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-02-15 02:02:45 / Last modified on 2013-02-15 02:02:46 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |