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進歩新党、緑色社会主義を掲げるイ・ヨンギルが当選

「進歩新党中心に進歩政治再編」...独自派-統合派-ハナロ派連合指導部

キム・ヨンウク記者 2013.02.01 23:43

第5期進歩新党代表団の選挙開票の結果、緑色社会主義を党の核心路線として 打ち出した記号2番のイ・ヨンギル候補が2月1日、当選した。

イ・ヨンギル候補は総投票者3938人中1718票(43.8%)を得て、1134票のキム・ヒョ ヌ候補と1070票の琴民(クム・ミン)候補に大きな差を付けて党代表に選出された。

副代表は、2人を選ぶ一般名簿からチャン・ソクチュン候補が1761票(45.2%)、 チョン・ジヌ候補が1287票(33.0%)で当選した。落選したイ・ヘリム候補は852 票(21.8%)に終わった。やはり2人を選ぶ女性名簿はパク・ウンジ候補が3412票 (90.8%)、イ・ボンファ候補が3044票(87.6%)の賛成票で当選した。

イ・ヨンギル当選者は、当選発表後にチャムセサンとの通話で「党員同志に 感謝する」とし「1万5千の党員を党に集め、党を革新して、大統領選挙の過程 で進歩政治を希望にしようという人々を進歩新党中心に集め、進歩政治を再編 する」と抱負を明らかにした。

イ・ヨンギル当選者は公約で、△はっきりした原則に立脚した進歩政治の再建、 △今年上半期内に再創党完了、緑色社会主義政党として長期成長戦略を用意、 △地域政治の強化、2014年地方選挙に積極的に対応、△積極的な党革新と忠実 な基本活動、△信頼と疎通の気風で党の力量強化を打ち出した。

イ当選者は選挙で党再創党による進歩政治の再建が党員の重要な関心事だった だけに、今年上半期中に再創党するために本格的に動き始めるものと見られる。

イ・ヨンギル、統合派と連合選挙本部を構成...進歩政治再編ための勢力結集

今回の選挙で一番注目される点は、進歩大統合論争の時に民主労働党との統合 を主導した統合派の一員だったイ・ボンファ候補の立候補と、独自派だった イ・ヨンギル当選者が統合派-ハナロ派と連合選挙本部を構成したことだ。

魯会燦(ノ・フェチャン)-沈(シム)サンジョン議員の離党にもかかわらず党に残っ た残留統合派は、洪世和(ホン・セファ)指導部の当時の進歩大統合議論の責任 を取り、党運営に全く関与しなかった。したがって、統合派の登場は進歩政治 全般の危機に、総選挙と大統領選挙以後、存在感を全て失った進歩新党に統合 力のある指導部への共感が、ある程度形成されたと見られる。

イ・ボンファ副代表当選者は「統合派は、一貫して新自由主義勢力との統合に 同意せず、党に残って一線から後退していた」とし「進歩政治勢力全般が没落 した状況で、進歩政治を再編する勢力結集の意味で立候補した。連合選挙本部 を構成する人たちと、そうした趣旨と内容の共感から出発したので再創党推進 機構などで一定の役割を受け持つ」と明らかにした。

彼は「党員は、今回の選挙で進歩政治の再編において進歩新党の独自性維持を 一面で望み、また別の一面では持続可能な進歩政党で生存の可能性に関心が高 かった」とし「現実政党として持続可能性の確保に積極的な役割を果たしてい く」と抱負を明らかにした。

一般名簿副代表に当選したチョン・ジヌ候補の当選も注意深く見るに値する。 2011年の希望バス企画団活動で党非正規職闘争を引っ張ってきたチョン・ジヌ 候補の当選は、進歩新党党員の非正規職運動に対する役割の重要性を示すもの と見られる。

今回の選挙は、旧社会党と統合した後、初めての競選だった。大統領選挙で、 無所属キム・スンジャ候補離党の議論の中心にあった旧社会党系は、党代表に 立候補した琴民(クム・ミン)候補と副代表候補で乗り出したイ・ヘリム候補と も3位に終わり、党員の旧社会党系の党論違反に評価を下したものと分析される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-03 00:06:25 / Last modified on 2013-02-03 00:06:26 Copyright: Default

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