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希望食堂で腰に胴巻きを巻いたコン・ジヨン作家、楽しい悲鳴

[フォトニュース]希望食堂2号店コンククスを出した日

キム・ヨンウク記者 2012.07.10 17:58

コンククスと麦飯。この質素なメニューには連帯しに行こう、共に助けたいと いう気持ちが入っている。その気持ちが表出されたのはお金。長期闘争事業場 労働者に最も必要なものの一つがまさにお金だ。

闘争が長引くほど闘争基金はなくなり、闘う労働者たちは毎日毎日食べること も闘争になる。それで希望食堂でご飯を食べる人々は、闘争の現場に労働者と 共にできなくても、食事の後に慎ましく差し出した何枚かの千ウォン、万ウォン で連帯の気持ちを表わす。その気持ちはきちんと集まって、闘う労働者に有形 無形の力になる。無限リフィル希望食堂の食事代はたった5千ウォンだ。

▲希望食堂2号店イム・ジェチュン シェフが麺を作る。

7月10日には小説家コン・ジヨン氏が胴巻きを巻いた。純粋国産豆だけを使って 作られた『コンマム豆腐』の豆乳汁にドブンと入った希望食堂2号店(チュンサモル) の麺は、連帯の気持ちと化合して、コンククスを越えてお金に昇華し、コン・ ジヨン作家の胴巻きに入った。コン・ジヨン作家は希望食堂のお客さんが食事代 を払うたびに胴巻きを見せて「私の一日の原稿料より、希望食堂のホストで稼ぐ 方が多い」とし、闘争基金で集まる味に楽しい悲鳴をあげた。

▲終日焼き付くような陽射しの下で豆乳汁を作るコンマム豆腐夫婦

毎週月曜に開く希望食堂2号店はこの日、コン・ジヨン作家、ペク・ウォンダム 聖公会大教授、イ・ボウン料理研究者のサービスで、いつよりも活気に満ちた 楽しみでいっぱいだった。コン・ジヨン作家とペク・ウォンダム教授は、大学 の時からの30年来の親交。イ・ボウン料理研究者とは2-3年前にツイッターで知 りあい、親しくなった。三人が弘大近くの希望食堂チュンサモルに出てくると、 彼らのツイッターの友人たちも一緒に出てきた。

コン・ジヨン作者は暇な時には洞巻きに突っ込んだ千ウォン、万ウォン、五万 ウォンをテーブルに出してお金を数える楽しみを味わった。そして希望食堂の 売り上げ記録を更新しようと意欲に燃え、ツイッターで希望食堂コンククスを 広報した結果、希望食堂最高の売り上げにつながった。

▲左からイ・ボウン料理研究者、ペク・ウォンダム教授、コン・ジヨン作家

この日の夜遅く、サービスの後にコン・ジヨン作家は「ツイッターの力がこの ように強いのか初めて知った」とし「学生たちが基本の食事代5千ウォンに、さ らに千ウォン、2千ウォン多く払って行く時、本当にありがたかった。特に感動 的だったのは午後2時から4時の間、お客さんがいない時間に一人でコンククス を食べて5万ウォンを払って行かれた方たちだった」と一日ホストで受けた感動 を伝えた。

▲胴巻きのお金を数えるコン・ジヨン作家

ペク・ウォンダム教授は「これまでのように、ただ寄付をしろというより、 ご飯を一緒に食べる方がはるかに連帯の意味が大きいようだ」と話した。

イ・ボウン料理研究者も「実際にホストをしてみると、とても疲れた」とし、 「とても不足していても、みんな気持ちを食べたと言ってくれてとてもありが たかった」と語った。

この日の希望食堂コンククスのメニューで欠かせないのは三人のホスト以外に も多い。豆腐の商いを一日休み、豆腐製作車で豆汁を作った『コンマム豆腐』 夫婦は、午前10時から終日焼き付ける陽射しの下で豆汁を作った。

希望食堂2号店シェフのイム・ジェチュン氏とスンデ氏、一日店長をしたイ・ド ンス画伯、そしてツイッターなどで皿洗いの手伝いにきた人々も希望食堂の 重要な構成員だ。

だが希望食堂の一番重要な構成員は何といってもご飯を食べに来たお客さん。 プロレスラーのキム・ナムン氏は、コンククスを食べた後、希望食堂横断幕の 前でプロレスラーポーズを取った。

▲豆乳作業をする「コンマム豆腐」夫婦

希望食堂は2号店だけでなく、毎週日曜に開かれる常道駅付くの1号店と清州の 3号店がある。希望食堂は、5月と6月にいくつかの長期闘争事業場労働者に収益 を渡した。

▲食事の後、希望食堂横断幕の前でレスラーポーズを取るプロレスラーキム・ナムン氏

▲イ・ドンス画伯とキム・ナムン氏

▲ペク・ウォンダム教授(左)とコン・ジヨン作家(右)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-11 13:55:57 / Last modified on 2012-07-11 13:56:05 Copyright: Default

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