韓国:進歩を危機に落とした - 李正姫辞任...「京畿東部に致命傷」 | |||||||
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進歩を危機に落とした - 李正姫辞任...「京畿東部に致命傷」「野党圏連帯ための犠牲的決断」...京畿東部連合への影響遮断との分析も
キム・ヨンウク記者 2012.03.23 15:58
民主統合党と両党野党圏連帯を成功させ、4.11総選挙で民主進歩政治勢力の アイコンに浮上した統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表が、冠岳乙での 世論調査操作の議論の末に3月23日、候補職を辞任した。李正姫代表は「皆さんの 言葉を聞いて状況判断をした」と辞任の背景を説明した。 統合進歩党のウ・ウィヨン報道担当者は、李正姫代表の辞任について「野党圏 連帯が壊れ、一部の言論の深刻な左右思想攻撃性の報道まで出ている状況で、 複雑な様相を一気に解決して政局を転換するために自ら犠牲的な決断をした」 と評価した。 だが統合進歩党はすぐ、李正姫代表が辞任した冠岳乙に民主労働党ソウル市党 のイ・サンギュ前委員長を立候補させることを確定し、李正姫代表の勇退が色 あせたという指摘も出る。イ・サンギュ候補は李正姫候補が辞任を決心すると 共に、直接代表団に推薦し、意見の差なく直ちに承認され、全国運営委を通過した。 「野党圏単一候補を支持してほしい」と呼び掛け李正姫代表はこの日の午後3時、国会記者会見場で辞任の記者会見を行って、 「多くの方が長い間、熱心に作った統合と連帯の道が私のために混乱した」と し「野党圏単一候補が勝てるなら、喜んでどんなことでもしなければならない。 進歩の道徳性を地に落とした責任も、当然私にある。自分を犠牲にしても責任 を取るのが当然だ」と明らかにした。 李正姫代表はまた「野党圏単一候補の競選過程で最大の問題を起こしたのが私」 だとし、「野党圏単一候補の対立がみんななくなることを希望し、全国各地の 野党圏単一候補を支持してほしい」と訴えた。李正姫代表は「政権交替でなけ れば、民主主義も、経済正義も、平和も、何物も期待できないので、野党圏 単一候補を当選させてほしい」と再度訴えた。 続いて李代表は「野党圏連帯を実現したという少しの間の栄光より、野党圏連帯の 価値と肯定性を傷つけた誤りのほうがはるかに大きい人として、不足を埋め、 差を狭め、対立をなくすことに献身し、全国で野党圏単一候補を当選させる」と 明らかにした。 京畿東部連合、無理に自派候補を押したことが自ら失敗を招いた当初、統合進歩党の柳時敏(ユ・シミン)代表は「進歩政党だけが唯一小さな ミスに対する苛酷な処罰を受けろというのは公平でない」とし、自分が強く 候補辞任を引き止めたと強調した。23日の午前まで、李正姫代表は全く辞任の 意思はなかった。 だが冠岳乙野党圏単一候補競選の相手候補だったキム・ヒチョル候補側の40代 以下の有権者支持呼び掛け競選携帯メールが公開され、キム候補が無所属立候補 も強行した状況でも李正姫代表への候補辞任要求は静まらなかった。 ここに統合進歩党ビッグ4と呼ばれたノ・フェチャン、シム・サンジョン、チョン・ ホソン候補と単一候補競選をした民主党の候補が統合進歩党の携帯メッセージ 問題を同時に提起し、競選不服に近い態度を見せた。野党圏連帯そのものに 影響したわけだ。 特に23日には、相当数の報道機関と世論を主導するインターネット掲示板、 ツイッターなどに旧民主労働党党権派グループの『京畿東部連合』政派が李正姫 代表の辞任を防いでいるという内容が流れ、世論はさらに悪化した。 京畿東部連合の事情をよく知る統合進歩党の非党権派系列のある関係者は、 「李正姫代表で代弁される京畿東部連合は、表面では辞任の背景に野党圏連帯 を強調しているが、野党圏連帯への世論を心配するのなら、すでに辞任するべ きだった」とし「京畿東部が無理に自派の候補を押して国民の誰もが京畿東部 の態度を知り、他の京畿東部連合出身の候補と政派にまで影響が及ばないよう、 今になって辞任をした。京畿東部連合が今回の選挙をすべてめちゃくちゃにした」 と非難した。 この関係者は、続いて「だがすでに事態がとても大きくなって、李正姫代表が 辞任しても、京畿東部連合に飛んだ影響は簡単には整理できない」とし 「京畿東部連合は今回の事件で政治的な致命傷を受けた」と分析した。 実際、京畿東部連合は3月21日、ダウムのリアルタイム検索語に上がり、3月23日 にはネイバーのリアルタイム検索語にも上がるほど熱い問題に浮上した。この 過程で、京畿東部連合の過去の覇権主義の態度がまた大衆的な検証段階に向かい、 京畿東部連合指向と分類される統合進歩党の比例候補が伝えられ、彼らに火の粉が 飛び始めた。 統合進歩党比例代表一般名簿の1位になり、比例2位になった社会動向研究所の イ・ソッキ代表(民衆の声元理事)は、統合進歩党内でも、進歩民衆運動内でも、 あまり知らされていなかった状況でも、選挙に突入する前から一般名簿投票1位 になるという噂があった。統合進歩党のある関係者は、イ・ソッキ候補は京畿 東部連合が組織的に押したと話した。 ユン・ウォンソク候補が退いた城南中原の統合進歩党候補として新しく承認を 受けたキム・ミヒ候補も、京畿東部連合といわれ、世論の逆風はさらに強まった。 京畿東部連合の主な人物は、すでにユン・ウォンソク候補の性暴力の前歴を 知っていたことが分かった。 また比例3位のキム・ジェヨン青年比例候補と性暴力事件の2次加害者免罪符の 議論で候補辞任要求が激しかった4位のチョン・ジヌ候補も、京畿東部連合が 強く押しているというのが統合進歩党内のだいたいの意見だ。 一部では、中部地域党事件と関連がある比例5位緑色連合のキム・ジェナム事務 総長の候補推薦も、京畿東部連合と無関係ではないという話もある。したがって 統合進歩党で当選の可能性が高い比例2位から5位までを事実上、京畿東部連合の 勢力が掌握したという評価が党内ばかりでなく、国民に一般化される状況だった。 進歩新党、「遅いが幸い」
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