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希望バス「私たちが塩の花だ、全国に広がろう」

[7信] 3次希望バス終了、整理解雇撤回 連帯の波は続く

合同取材チーム 2011.07.31 09:30

第3次希望バスが7月30日と31日の日程を終えた。二日間、影島造船所は完全に 隔離された。警察は影島造船所に通じる主要道路に車壁車両で遮断して、路地 ごとに兵力を配置、85号クレーンの周辺を封鎖した。また、希望バスを阻止す るという父母連合などの保守団体は、警察とともに希望バスを防いだ。

だが1万5千人の希望バス参加者は、平和基調を維持して、あちこちでイベント を行い、整理解雇を撤回しろと要求した。

「連帯は巨大な波になって打ち付ける」

希望バスの参加者たちは7月31日午前9時、釜山海洋警察署チョンハク出張所の 前で集会を終え、釜山市中区中央洞韓進重工業R&Dセンターに移動した。 だが、すぐ警察の車壁車両に遮られ、山腹の道路を利用して韓進重工業前の道路を 迂回して行った。

彼らは山腹の道路を歩きながら、85号クレーンのキム・ジンスク指導委員が 見えると手を振って「希望」を分けあった。

午前10時30分、韓進重工業R&Dセンター前に集まった希望バスの参加者は 「韓進重工業は不当な整理解雇を即刻撤回しろ」という記者会見を行った。

彼らは「私がまさに塩の花だと叫び、一つになった私たちがまさにこの時代の 本当の団結と連帯だ」とし「これ以上、この時代の社会的な悲劇が続くことを われわれは容認しない」と警告した。

続いて「すでに15人が命を失った双竜自動車の例からもわかるように、整理解雇 は韓国社会の根本的な矛盾を示す深刻な社会問題だ」とし「汗を流して働く 塩の花が命を捧げなければならない絶望のくびきから、もう抜け出そう」と強調した。

最後に、「韓進重工業の整理解雇労働者たちが職場に戻る日まで、整理解雇と 非正規職問題で苦しむことのない世の中がくるまで、私たちの熱い連帯はさら に巨大な波になって打ち付けるだろう」と重ねて警告し、整理解雇撤回を要求した。

「私たちすべてが希望バス企画の主体だ」

希望バスの参加者は、すべての日程を終え、11時30分頃に釜山地方警察庁に集結 した。参加者たちは「警察はチョ・ナモ会長を保護し、警察バスで幾重にも保護 している。平和なイベントを責任を持って保障すべき警察が、公権力を乱用して 過剰防御している」と釜山地方警察庁に抗議した。

彼らは「お前たちは孤立している」と書かれたプラカードを持って釜山地方 警察庁を取り囲む抗議パフォーマンスをした。キム・インス韓進重工業整理 解雇者は、希望バスの参加者たちに「キム・ジンスク指導委員、解雇労働者、家族 は皆さんがいてくれて元気付けられる」と連帯の気持を示した。キム氏は 「政府系の団体を動員して『希望バス』にあらゆる誹謗を行っても、われわれは 勝利した。希望バスの『希望』で必ず現場に戻り、共に勝利の祝杯を上げよう」 と伝えた。

参加者たちは3次バスについて「私たちすべてが希望バスのプランナーだ」と評し 「希望バスを全国に拡大しよう」と約束した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-01 23:03:02 / Last modified on 2011-08-01 23:03:05 Copyright: Default

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