![]() |
「被爆者は語らなければ」〜江古田映画祭で被団協・田中煕巳さんが訴える | ||||||
Menu
おしらせ
・レイバーネットTV(7/9) ・あるくラジオ(6/14) ・川柳班(7/29) ・ブッククラブ(8/2) ・シネクラブ(7/6) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第102回(2025/6/20) ●〔週刊 本の発見〕第395回(2025/7/10) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/6/12) ●川柳「笑い茸」NO.161(2025/5/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.18(2025/5/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第100回(2025/6/5) ●「美術館めぐり」第12回(2025/6/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信・Tansa
|
堀切さとみ 今年で14回目の「3・11福島をわすれない〜江古田映画祭」が連日大盛況だ。3月1日、武蔵大学で『歴史−核狂乱の時代』が上映された。制作は原爆投下から38年後の1983年。監督は羽仁進。 映画の冒頭、日本軍に悪辣非道の限りを尽くされた中国の人達が出てくる。その彼らが、広島の被爆者の映像を真剣なまなざしで観ている。「原爆の苦しみから、日本人民は貴重な反省をしたと信じます」「核戦争だけでなく、普通の戦争にも反対です」 次の場面は、アメリカの兵器売り込みの見本市。そして、日本を無条件降伏させた勝利にわくパレード。 核実験に携わったアメリカ人も、放射能の恐ろしさは知らされなかった。だから728回も核実験できたのだろう。記録するためのカメラは鉛の箱に入れられているのに、実験者たちは上半身裸だった。福島第一原発事故後の「トモダチ作戦」の乗組員たちを想う。 アメリカからフィルムを買い取って、原爆の何であるかを伝えた10フィート運動。その映像をみて、被爆者たちは体験を語り始めた。 映画のあと、日本被団協の田中煕巳さんが登壇。こんなに素晴らしい映画があるのだから、毎年上映したほうがいいと田中さんは言った。 何度も推敲を重ねたであろう受賞スピーチについて、永田さんが引き出す。日本政府が一度も償っていないことを語った田中さんだが、今日この場で彼は言った。「悪いのは日本政府ではない。国民が悪いのです」 原爆投下から80年。福島原発事故から14年。
Created by staff01. Last modified on 2025-03-03 00:04:13 Copyright: Default |