本文の先頭へ
LNJ Logo ひょうたん島研究会:「昨日9/9の政府交渉(長生炭鉱)」雑感
Home 検索
 


ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
*
───────────────────────────────────
「昨日9/9の政府交渉(長生炭鉱)」雑感
                    T.T.0750(ひょうたん島研究会)
───────────────────────────────────
 昨日9/9(火)の昼から午後、参議院議員会館講堂で「長生炭鉱の水非常を歴史
に刻む会」の呼びかけによる「政府交渉」が行われた。ぼくも端っこのほうで参
加したが、平日の昼で会場が大きいにもかかわらず、ほぼ満席であった。交渉の
相手としてお願いしたのは外務省・内閣官房・厚労省であったが、内閣官房には
逃げられてしまった。代わりに来たのは、警察庁であった。
 この交渉についての記事が今日9/10(水)の朝日「社会面」に載っていたので、
その記事から少しだけ紹介し、ついでにぼくの雑感も書く。記事を書いたのは高
絢実さんで、見出しは「遺骨特定へ 支援要求/長生炭鉱 市民団体が国と交渉」。
┌─────────────────────────────────┐
│ 交渉には有志による市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会(刻む │
│会)」のメンバー、厚生労働省や外務省、警察庁の担当者らが出席した。 │
│ 刻む会が8月下旬、現地で頭蓋骨などの遺骨を発見した。DNA鑑定に関  │
│して、警察庁担当者は「古くなってしまって細胞が劣化してしまう。やって│
│みないとわからない」と説明。DNA鑑定の手法については、韓国側にも確  │
│認する必要があり、警察庁と外務省で話し合っているとした。           │
└─────────────────────────────────┘
 「やってみないとわからない」については、「それはそうだ」とぼくも思う。
ただ、「やってみないとわからない」としても「可能な限り事実に近づこうとす
る」のと、「何もしないで事実から遠ざかる」のとでは、大違いだとぼくは思う。
昨日の交渉でも多くの人がそう言っていたと思う。
 最後に蛇足を一つ。この記事、上にも書いたとおり筆者は高絢実さん。高さん
には「記事にしてくれてありがとう」と言った上で、「小言」を一つ。オジサン
になると、「小言幸兵衛」になっちゃいけないーーと自覚しながらだが、それで
も書く。それは記事の最後の段落についてである。
┌─────────────────────────────────┐
│ 刻む会の井上洋子共同代表は「やっと進むという感じは受け止めたが、 │
│DNA鑑定は待っている遺族がいるということを今後も要求し続けたい」と  │
│話した。                                                           │
└─────────────────────────────────┘
 問題は「」の中です。このままだと意味が通じないと思います。ぼくなら、次
のように書きます。「(略)DNA鑑定は待っている遺族がいるので、今後も要求
し続けたい」。高さんの健筆を期待します。(25/09/10午前)

Created by staff01. Last modified on 2025-09-10 11:46:46 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について