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LNJ Logo 6.15「司法の独立を問う」シンポジウム&6.16最高裁包囲ヒューマンチェーンにご参加を!
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福島第1原発事故に関し「国に責任なし」とした2022年6月17日の最高裁不当判決以来、福島事故の損害賠償や旧経営陣の刑事責任・経営責任を問う裁判や、各地の原発差し止めを求める裁判は市民・反原発側の「全敗」となっています。

この過程で、東京電力の代理人を務めていた大手弁護士事務所所属の弁護士が、最高裁判事のうち「弁護士出身者枠」を使って次々に最高裁判事となっていた実態が暴かれています。最高裁を初め全国各地の地方裁判所に至るまで、今や司法は、法衣の下に東電の制服を隠し着て、東電と原発推進側の責任を徹底的に否定・免罪する「原子力ムラの手先」と成り下がっています。

こうした司法のあり方を根本から問い、国と原子力ムラの代理人としての司法を市民の手に取り戻すため、以下の取り組みが行われます。直前の案内になりましたが、実行委員会では、最高裁前に1000人を集め、完全に包囲した昨年6月17日に倍する2000人の参加者を集め、最高裁を二重包囲することを目標にしています。ぜひ、友人・知人・仲間をお誘いの上、6/15〜6/16の両日、以下の行動にご参加いただきますようお願いします。

6/16(月)の最高裁包囲行動に関しては、どうしても現地に来られない方のために、Youtubeによるオンライン中継の予定もあります。多くの参加者・視聴者で最高裁を震撼させる行動にしたいと考えています。

詳しくは、617最高裁共同行動2025実行委員会ホームページをご覧ください。

https://blog.goo.ne.jp/617saikousai

また、この行動について、2025年6月7日付け「東京新聞」に記事が掲載されていますので、併せてご紹介します。

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「人間の鎖」で最高裁を取り囲み抗議しよう 福島第1原発事故の避難者ら、16日に訴訟判決めぐるイベント(東京)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/410236

 東京電力福島第1原発事故で避難者が東京電力や国に損害賠償を求めた訴訟で、国の責任を否定した2022年の最高裁判決に抗議するため、避難者や支援者らが16日、東京都千代田区の最高裁の敷地周囲を手をつないで取り囲む「ヒューマンチェーン(人間の鎖)」を催す。15日には、避難者らの人権とそれを守る司法について考えるイベントも開かれる。

◆昨年は1000人参加「今年は二重にしたい」

 主催者によると、16日正午ごろから、最高裁の皇居側の東門付近から青山通り沿道、西門にかけての1キロ弱を避難者や支援者らで取り囲む。昨年も開かれ、約1000人が参加した。主催者は「昨年よりもカンパが多く、関心が高まっていると感じる。今年は二重にして取り囲みたい」と強調した。

 最高裁は2022年6月17日、千葉や群馬県などで提訴された4件の訴訟で「国が東電に対策を命じても事故は防げなかった」などとして、国の賠償責任を否定する統一判断を示した。

 15日のイベントは午後1時半から明治大駿河台キャンパス(千代田区)のアカデミーコモン9階で開催。国連人権理事会の特別報告者として日本政府の避難者対応を批判し、「避難者より帰還者を手厚く支援することは、国際法に反する」などとした報告書を提出したフィリピンのセシリア・ヒメネスダマリー弁護士のビデオメッセージも紹介される。定員は約200人で無料。(荒井六貴)


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