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LNJ Logo 「大椿ゆうこが国会にいなくちゃダメだ」〜差別に抗う一票求めて街頭アピール
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堀切さとみ

ライブ動画(2時間38分)

 7月18日、東京・品川駅港南口で社民党・大椿ゆうこさんの街頭演説があった。殺害予告された社民党副党首。安倍晋三元首相は「女性が活躍する社会」と言ったが、活躍する女性は暴力で潰してしまえという横暴が、この選挙戦の最中にも起こっている。
 しかし、大椿さんはそんな脅しには一歩も引いていなかった。選挙戦の終盤、声をかすれさせながらも、元気いっぱい笑顔で訴えた。


*メディアの注目も高かった

 労働組合やジャーナリスト、女性や労働者の置かれた現実を知る人たちの応援スピーチは、どれも熱くてあたたかい。そして今の日本社会がみえてくるものばかりだった。


*全国一般東京南部委員長の中島由美子さん
*笑って差別し、笑いながら傷つける人が増えた」と安田浩一さん

 中でも通行する人の目をひいたのは、路上パフォーマーたちの演技で、港南口のスペースをたちまち大椿カラーに染めた。大道芸人のアユミさんは、竹馬フラフープを披露した後にこう話した。
 「大道芸人は、みんなのものである道の上で芸をしています。そこで共有するものは、肌の色や言葉、国籍を超えられるもの。差別や排外主義の対極にあるものだと私は信じています」「小学生の私の息子のクラスには、海外にルーツを持つ子がたくさんいます。一緒に学んで一緒に遊んで毎日ケンカして、お互いが育みあっている。『日本人ファースト』などという耳障りのいい言葉で人間に序列をつけて分断し差別を煽ることが、どれだけ子どもたちの安全を脅かしているのか。参政党はよく『お母さん、お母さん』っていうけれど、親や大人の役目は、子どもが安全で安心して暮らせる環境を守ることではないでしょうか」
 そして「自分にヤジを飛ばす右翼に対しても『私はあなたたちも戦争に行かせない。アナタたちのことも守るよ』と大椿さんは言う。そういう彼女を、私は支持します」とエールを贈った。

 つづいて在日韓国・朝鮮人のラッパーFUKIさんは、日本が朝鮮にしてきた歴史を全身で表現した。「自分には投票権はないけど、自分たちのストーリーを語ることができる。投票権がある皆さん、誰もが自分の物語を語っていける社会にしましょう」

 非正規でクビを切られた大椿さんは言う。「私が生まれた1973年の出生数は200万人、それが今は70万人を切る。少子化の原因は不安定な雇用、税金や年金をまともに払えない非正規雇用を増やしたから。安心して働き続けられる雇用は、政治が保障しなければならないのに、30年間この国は放棄してきたのだ」。

 2年3カ月の議員活動の中で、非正規問題だけでなく、長生炭鉱の遺骨収集、公益通報保護法など、42回に及ぶ質問をし、全国の人たちから共感を得た。
 労働者を守らず、笑いながら死に追いやる。これ以上、社会の底が抜けるのをみていたくない。だから大椿ゆうこには次の六年も国会にいてもらわなければ困る。そのために一緒に歩む。港南口デッキに、大椿コールはいつまでも止まなかった。


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