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映画『こんばんは2023』出演の不登校体験者が「夜間中学を語る会」会長に就任 | ||||||
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この映画は様々な事情で「普通に学ぶ機会」を得られなかった人々が、ようやくたどりついた墨田区立文花中学校夜間学級。学ビ生きる人々の姿は、私たちに生きることの素晴らしさを思い出させてくれる感動の名作で、山田洋次監督『学校』のモデル。 上映後には、この映画監督の森康行さん、映画に登場した元文花中学夜間学級教師の見城慶和さんと中村小十郎さん、文花中学夜間学級卒業生の秋元伸一さんが登壇した。森康行監督は「10代から90代、いろいろな出身国の男女が通う夜間中学はとても魅力的だった。普通学級不登校で人前で声を出せない伸一さんがラストシーンの作文の授業で声を出すシーンは予定外のサプライズで私にとって宝物になった」と映画制作の想い出を語った。
見城慶和さんは現在「自主夜間中学校えんぴつの会」を立ち上げ授業もしている。また、中村小十郎さんは静岡県磐田市で不登校・引きこもり児童生徒のための学校で活動している。秋元伸一さんは、本日のイベントで堂々と司会を努めながら、次のように語った。「人前で声を出せなかった不登校経験者の私が、声が出せるようになり、高校大学に進学卒業し、初めて就いた仕事が何とコールセンターでした。本日のイベントのトークに私を含めた4人が揃ったのは奇跡のようで、まるでロバーツ監督と大谷翔平・山本由伸・佐々木朗季選手が揃ったドジャース記者会見に匹敵します。声が出せず返事をしない私にクラスメートたちはしつこく声掛けをしてくれてクラスの一員として認められて嬉しかった。全国の35万人の不登校児童生徒と146万人の引きこもりの方たちに『夜間中学の魅力』と各自治体への設置を呼びかけていきたいと思います。午前中の総会で『夜間中学を語る会』会長に就任しました。場所・時間を協力いただければ、『夜間中学に行って良かった体験話』を語りに行きます」 フロアーからはコンゴ出身で夜間中学から高校進学し日本工業大学を卒業し、現在、設営工事の現場監督をしているムサンビ・アーロンさんが夜間中学の重要性を語った。東京都内には 夜間中学校 (正式には公立中学校夜間学級)はたったの7校。全国でも53校しかない。比して、市民がボランティアで行っている『自主夜間中学』は増加してきている。(文責・ジョニーH) Created by staff01. Last modified on 2025-03-27 12:05:20 Copyright: Default |