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千葉労働局への請願報告と地域巻き込み型労働運動
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*レイバーネットMLから 
ジャーナリスト・竹信三恵子
千葉県内のハローワークでの3年公募に伴う雇止め問題をめぐり、昨日、千葉労働局への 請願と署名提出行動が行われ、今朝の東京新聞一面に掲載されました。畑間記者のおかげ で大きく取り上げられてよかったです。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/304448 私は「自治と分権」(2022年10月号)で、「『支えの公務』回復へ新多数派づくり 」と題して非正規公務労働運動と住民、議員が連携した地域巻き込み型の公務労働運動を 提案してきましたが、昨日は、その実践モデルのような状況となりました。 ユニオン、住民、地方議員の方々などが部屋いっぱいに集まり、千葉労働局の方々に対し 、住民のための公共サービスの回復のために3年公募や非正規公務員制度の撤廃のがいか に重要か、真摯で優秀な相談員の継続雇用がいかに必須か、を体験にもとづいて、参加者 一人一人が切々と語りかけ、公務労働者と公共サービスを命綱とする住民、これを支える 議員たちが一丸となった場が生まれました。 私は一昨日、発熱で欠席して貧困ジャーナリズム大賞授賞式のシンポのコーディネーター を引き受けられず、昨日は這い出すようにして千葉まで出かけたので、片隅から静かに取 材しようと思っていました。それなのに、会場の熱気に背中を押され、「管理職が粛々と 公務に取り組むと悪気はなくても職員を大量にクビにする結果を招いてしまうような現行 の3年公募制度は、ナチスの大量虐殺を実行したアイヒマンを作り出した状況に似ている。 労働局のみなさんはアイヒマンにならないで」と訴えてしまいました。 こうした取り組みが全国に広がれば、公務労働運動に新しい展望を開くものになるでしょ う。小さいけれど大きな一歩だったと実感しています。 今後の動向にご注目いただき、ご支援をよろしくお願いします。

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