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山本太郎氏が「東京8区」出馬を発表〜現場の市民から率直な意見も


*出馬を発表する山本太郎氏

動画(16分)

 10月8日「東京新聞」のスクープ記事が踊った。「山本太郎氏 衆院選、東京8区で出馬へ 石原伸晃元自民幹事長と対決 野党共闘の象徴目指す」の見出しだ。同日18時から新宿駅前で「れいわ新選組」代表・山本太郎氏が「選挙区発表の街宣」を行った。多くのメディア、そして支援者ら数百人が集まった。参加者は男性が7、8割を占めていた。発表内容は「東京新聞」の報道どおりだった。山本氏はマイクを握り、いつもの滑らかなしゃべりで、スライドを使いながら消費税増税路線を走る石原伸晃氏を徹底的に批判した。「自民党の経済政策の失敗で、いま人々の生活はガタガタにされた。暮らしの底上げには消費税の廃止しかない。石原氏のクビをとりにいくつもりだ」と対決姿勢を明確にした。

 その後、メディアと一般参加者から直接質問を受けた。出されたのは、「東京8区」を選んだ理由、野党共闘の統一候補に選ばれた経緯、岸田政権の評価などだった。メディアの質問が終わったあと、8区の野党支援の市民が手を上げ、興奮ぎみにこう語った。「新聞報道は寝耳に水で驚いた。地元では統一候補者選びはボトムアップで進んできていて、立憲の吉田はるみ候補に決まりかけていた。いったいどういうことなのか、ちゃんと説明してほしい」と。山本氏は「現場と中央の判断に乖離があったと思う。不快な思い、悔しい思いをさせたことはお詫びしたい。でもこれは野党間の“調整”の結果で決まったこと。勝ちを取りに行く選挙区にしたい。山本太郎が気に入らなければ、鼻をつまんででも応援してほしい」と語りかけた。

 待ちに待った山本氏の「衆院選・選挙区発表」の表舞台だったが、厳しい船出となった。「東京8区」を「野党共闘のシンボル」として盛り上げるためにも、関係者でじっくり話し合い、態勢をつくってほしいと、記者は思った。(M)


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