![]() |
根津公子の都教委傍聴記(1/14) : オリンピック教育は「戦場に教え子を送る」教育の具体化だ | ||||||
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(7/9) ・あるくラジオ(6/14) ・川柳班(次回9/27) ・ブッククラブ(8/2) ・シネクラブ(7/6) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第104回(2025/8/15) ●〔週刊 本の発見〕第400回(2025/8/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/6/12) ●川柳「笑い茸」NO.161(2025/5/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第100回(2025/6/5) ●「美術館めぐり」第14回(2025/8/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信・Tansa・市民活動情報プラットフォーム
|
●根津公子の都教委傍聴記(2016.1.14) オリンピック教育は「戦場に教え子を送る」教育の具体化だ懲戒処分以外の議題は、(1)「東京のオリンピック・パラリンピック教育を考える有識者会議」最終提言とそれに沿って策定した(2)「東京オリンピック・パラリンピック」実施方針について (3)教育体育的活動における安全対策検討委員会の設置について。いずれも報告だった。 (1)の最終提言は5つの資質の育成を4つの取り組みで進めるというもの。 オリンピック教育が掲げる、「子どもを通じて家庭・地域を巻き込む」、「ボランティア活動」への参加(強制)、「日本人としての誇り」、これらは挙国一致の戦時下国民総動員体制づくりではないか。70〜80年前と同じではないか。「教え子を戦場に送る」教育の具体化だ。こうしたことは、人々に気づかれないうちに、静かに進行するのだ。黙っていてはいけない、声をあげなくては。なのに、教育委員の誰一人、それを感じ取った様子はなかった。 今、教職員組合の組織率は低いけれど、各教組にはこの問題を取り上げ動いてほしいと思う。 (2)実施方針は区市町村教委、各学校等に1月下旬を目途に周知し、学習読本、映像教材を配布。4月から公立のすべての幼稚園から高校、特別支援学校で実施する、との報告だった。 (1)(2)とも、担当者の報告・説明は資料を棒読みするようなしどろもどろ。また、各教育委員の発言も、一言は発言の実績を残さねばという程度の、ビジョンがあるとは思えないものであった。少なくとも私にはそう聞こえた。一人、遠藤教育委員が「地域社会への参加について私立学校、学校選択制を採っている小中学校の場合、どうしていくか。これを機会に学校選択制を(廃止する方向で)見直していく必要があるのではないか」と持論を展開した。同教育委員は通学路問題等が議題になった折り、「学校選択制を止めるべき」と常に主張していて、この点だけは同教育委員が確信する意見として納得できた。 (3)教育体育的活動における安全対策検討委員会の設置について Created by staff01. Last modified on 2016-01-16 17:50:04 Copyright: Default |