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公共放送の危機は民主主義の危機〜「どうする!公共放送の危機」6・21関西集会に950人

 6月21日、大阪・中之島公会堂で、「どうする!公共放送の危機」6・21関西集会が開かれました。小糠雨が降る中、会場には950人が結集し、NHK籾井会長、百田尚樹・長谷川三千子経営委員の罷免を求めました。醍醐聡東大名誉教授は、三氏の問題発言だけでなく、安倍政権の道具と化したNHKニュースの異常さを指摘。池田恵理子・永田浩三の元NHKディレクターは、ETV2001番組改変事件とその後の放送現場の変化について報告しました。阪口徳雄弁護士は、NHKの受信料の一時停止や保留の正当性と弁護団の体制について語りました。

 会の準備にあたったのは、番組改変が起きてから、一貫して公共放送のありようを問うてきたNHK問題を考える会(兵庫・大阪・京都)や、放送を語る会など50人余りのひとたちです。歴史ある中之島公会堂はかつて、社会運動家・山本宣治が、「山宣独り孤塁を守る!だが僕は淋しくない、背後には多くの大衆が支持しているから・・・」という有名な演説を行ったところでもあります。

 公共放送の危機は、民主主義の危機でもある。そうした市民の切実な思いが結集した一日でした。公共放送をよみがえらせるためのアクションを広げるために、確かな一歩を踏み出せた気がします。
(報告 レイバーネット会員 武蔵大学教授 永田浩三)


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