「君が代」裁判記者会見 : 「最高裁は、内心の自由が大切だと認めるべき」 | |||||||
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12月12日に最高裁判所で弁論が開かれる予定の「君が代」裁判一次訴訟を前に、東京・教育の自由裁判をすすめる会が12月7日、都内の日本教育会館で記者会見を開いた。会見には会の共同代表が出席し、「最高裁は、内心の自由が大切だと認めるべき」だと訴えた。 2003年10月23日に「日の丸・君が代」を強制する通達が発令されてから、東京都内の学校では、式典での国歌斉唱時に、出席者全員が起立するまでピアノの伴奏をはじめない、教職員の調査以外にも、保護者や来賓の「不起立状況チェック」などを行うなどの行為が目立つようになった。共同代表のひとりである東京大学名誉教授の醍醐聰氏は、これを「平成版の『踏み絵』」と呼び、生徒にも「君が代」の意味も説明せず、ただ歌わせるのは「教育でなく調教だ」と批判した。 「日の丸・君が代」を強制することは、教育・社会的損失につながる。愛国心とは強制されて育つものではなく、生活しやすい条件を整えてこそ育まれるものである、と共同代表らは表明した。 数多くの訴訟が続く中、会は10万人署名運動を推し進めている。現在のところ、2万2千筆が集まっている。ただ問題は、この「日の丸・君が代」を強制することや、教職員らの裁判への関心が十分な拡がりを見せていないところである。 「教師に対する強制は、子ども(生徒)に対する強制になる」という考えのもと、裁判に踏み切った原告らの思いを忘れず、多くの人に関心を持ってもらいたいと、共同代表の堀尾輝久(東京大学名誉教授)は言っている。(松元ちえ) Created by staff01. Last modified on 2011-12-08 23:06:38 Copyright: Default |