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LNJ Logo 戦争絶対許せない〜映画「ガイサンシーとその姉妹たち」を見て
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*pmnメーリングリストより転載

野村修身です。

2月17日(土)全電通ホールにて、長編ドキュメンタリー映画『蓋山西(ガイサ
ンシー)とその姉妹たち』を拝見し、シンポジウムを聞いてきましたので、最
も印象に残ったことを投稿させて下さい。

日本の中国侵略における被害は様々ですが、個人個人に対する蛮行の証言を聞
くと、そのあまりのひどさに圧倒されます。これほどまでに、人間を踏みにじ
ることが出来るものとは信じられないほどです。「犬畜生にも劣る」というこ
とわざがありますが、そうではありません。人間だから出来た破廉恥な行為で
あり、犬畜生だったら絶対に出来ません。

地球上に人間が発生するまでは、地球には余計な争いは存在せず、極楽浄土で
あったと言えるでしょう。「公害」という環境破壊をして、地球をこわしてし
まうことが出来るのは人間しかありません。しかし、逆に考えると、人間が自
覚するならば、地球を極楽浄土にすることが可能と言えます。

そのためには、例えどのような理由を付けようとも、絶対に戦争を起こしては
ならないことです。戦争の歴史を見ると、正義をかかげない戦争は一つもあり
ません。しかし、戦争の実態は不正義きわまりないことだらけです。特に、日
本が起こした対外戦争によって深く傷つられており、今でも癒えてはいません。
最近の日本が再び軍国主義に向かっていることを強く警戒するゆえんです。

近藤一さんが最後に強調されていたことですが、「日本は戦争に向かっている。
この流れを止めるのはあなた達しかありません」が最も心に残ったことです。
良く考えれば、あたりまえのことですが、そのための方策は様々です。例えば、
現在の行政政策を変えることも必要でしょう。自分の身の回りから、出来るこ
とを行うのが基本となりましょう。待っているだけでは、平和は絶対に実現し
ません。

Created by staff01. Last modified on 2007-02-22 09:51:13 Copyright: Default

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