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「沈黙と両非論は帝国主義侵略の共犯だ」 | ||||||
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[寄稿]「沈黙と両非論は帝国主義侵略の共犯だ」労働と世界 第235号 ヨルダンを離れて三日になる。 すぐ隣のイラクで無実の人命が殺傷されているのに そこから離れなければならず、足が重かった。 ヨルダンのアンマンでのデモで民主労総の懸垂幕とピケが飛ばされた後、 国際反戦活動家を集めてヨルダンでの反戦デモをもう少し組織的にしようという計画もあった。 しかし、民主労総には当初の目的を達成する任務があった。 民主労総は各国のナショナルセンターに、 戦争反対のための国際労働者代表団を組織することを提案した。 それができずに民主労総代表団だけが離れたとはいえ、 今また労働組合組織が反戦運動に積極的に乗り出すことを主導するという課題がある。 戦争前、ほとんどの労働組合組織が両非論の視点を持っていた。 戦争も悪いがサダム・フセインの独裁政権も悪いという論理だった。 彼らの立場は「国連の決議のない戦争に反対」であった。 国連の決議さえあれば、戦争をしても関係ないという立場だ。 反戦運動は労働組合の活動領域ではないという立場もあった。 こういう立場は国際労働組合運動が持つ限界を如実に見せるものだ。 今回の戦争は、石油支配権を占めるための侵略戦争だ。 中東地域で抵抗の火種をなそうとする米国の覇権主義の戦争だ。 米国の軍需資本に莫大な利益をもたらすための戦争だ。 だから国際労働組織の態度は、帝国主義侵略の戦利品を分かち合う共犯者としての姿だ。 われわれはそれを指摘し、体制に飼い慣らされた労働組合ではない。 全世界人類の未来に責任を持つ労働者としての姿勢を要求しなければならない。 もうひとつは、民主労総は戦争反対代表団を派遣したが、 その韓国政府は罪のないイラク民衆に銃口を向けて狙おうとしている。 イラクが米国に従順だったとすれば、 豊富な石油資源を利用し、充ち足りた暮らしができる国だ。 もちろん、利権を米国石油資本にみな奪われて、残ったモチと水に過ぎないのだが。 石油を持った罪で、米国に従順でないという理由で死を強要されている民族だ。 そしてこれは他人の問題ではない。 今回の戦争が早期に終わり、 ブッシュの顔に勝利の慢心が浮び上がれば、 その時から韓半島は戦争勃発の秒読みに入るという覚悟で暮さなければならない。 中東の人々は聞く。 貴方の政府は今、私たちに向かって軍隊を送ろうとしていると。 いったい何故そんなことをするのか。 この国の愚かな代表によって韓半島は戦場に変わって行く。 民主労総には、労働者には、与えられた責務がある。 立ち上がるべきではないか、千万の労働者たちよ。 キムヒョンタク副委員長・民主労総戦争反対代表団長〈写真〉 民主労総戦争反対労働者代表団が3月22日にヨルダンのアンマンで開かれた反戦集会に参加し、 ピケを持っている。 左側からキムジョンウク双龍車組合員、キムヒョンタク副委員長、イチャングン国際部長。 代表団提供 2003-03-2714:15:42キムヒョンタク http://news.nodong.org/readview.php?table=newspaper&no=2251 Created bystaff0 and Staff. Created on 2003-03-28 11:27:29 / Last modified on 2005-09-05 20:24:59 Copyright: Default |