韓国:公共部門ストライキ、6万人が結集…史上最大の規模 | |||||||
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公共部門ストライキ、6万人が結集…史上最大の規模韓国労総も1万人が合流...「成果退出制粉砕」
パク・タソル記者 2016.09.29 20:17
▲あなたのための行進曲を歌う公共運輸労組ゼネスト総力闘争大会参加者ら[写真/ジョンウン記者] 公共運輸労組労働者5万人が汝矣島に集結して、ストライキを続けた。 午後3時から始まった公共運輸労組ゼネスト総力闘争大会には、 韓国労総の公共連盟1万人も合流し、公共部門では史上最大規模のストライキ大会になった。 ▲文宣隊公演中に登場した赤い旗[写真/ジョンウン記者] ストライキ3日目をむかえた公共運輸労組は、2つの事業場の3千余人が追加でストライキに入り、 合計14の機関で6万1千人ほどがストライキを行った。 ストライキ労働者5万人は全国から上京し、光化門、大学路、ソウル駅に集まり、午前から宣伝活動を進めた。 彼らは午後2時に汝矣島に集まって事業場別事前決意大会を実施した。 事前決意大会で会った保険公団所属のある組合員は、所属事業場ではほぼ100%がストライキに参加しているとし、 「定年までいくらも残っていないが、未来世代、後輩のためにストライキに参加した」と話した。 ストライキ参加者は午後3時から汝矣島文化マダンで開かれる 公共運輸労組のゼネスト総力闘争大会に集まった。 ▲公共運輸労組ゼネスト総力大会に参加して舞台に上がった代表者たち[写真/ジョンウン記者] 公共運輸労組のチョ・サンス委員長は大会発言で 「大きな労組を中心として弱い労組や小さい労組が手を握って共にきた。 正規職が非正規職の正規職化を要求し、非正規職が成果年俸制を退出させようという連帯でここまできた」とし 「産別労組の気持ちを抱いて、総団結と総闘争にずっと連帯しよう」と提案した。 続いてチョ委員長はソウル地下鉄公社とソウル都市鉄道公社など、ソウル市の地方公企業5社との間で、 成果年俸制について使用者側と合意したという知らせを伝えた。 彼は今回の交渉を「小さな勝利」と話して 「今日の集団交渉で成果年俸制導入の有無は、労使合意で決めると決定し、 二つ目に低成果者退出制のような成果と雇用を連係する制度はしないという合意を引き出した」と発表した。 チョ委員長は「企画財政部が関与する公企業準政府機関と勝負する闘争が残っている」とし、 公共部門ゼネスト事態解決のために政界と国会が動くよう要求した。 民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行も参加して激励の言葉を伝えた。 チェ委員長職務代行は「昨日、釜山交通公社は釜山地下鉄労組組合員約840人に断行した職位解除と成果年俸制に対する調整申請を自ら撤回するハプニングがあった」とし 「私たちの闘争は正当であり、国民の剛健な支持を受けている」と話した。 ▲共に舞台に上がったチョ・サンス公共運輸労組委員長とイ・インサン公共連盟委員長[写真/ジョンウン記者] ▲共に舞台に上がったチョ・サンス公共運輸労組委員長とイ・インサン公共連盟委員長[写真/ジョンウン記者] 韓国労総公共連盟のイ・インサン委員長は、公共運輸労組のチョ・サンス委員長の手を握って舞台に上がった。 イ委員長は「労働者のお母さん李小仙(イ・ソソン)女史が労働者は一つだといったが、 ここまでくるのに26年かかった。 いまこそ一つになって、ゼネストを必ず勝利に導こう」と強調した。 ストライキ参加を理由として組合員約100人が職位解除された鉄道労組は、 使用者側に職位解除を解かなければ交渉に応じないという意を伝えた。 鉄道労組のキム・ヨンフン委員長は 「われわれ労働者に恥をかかせて組合員を犯罪者にする不法ストライキの主張は、明白な虚偽」とし 「そのような不当労働行為に対して適切な法的手続きに入る」と明らかにした。 キム委員長は対国民要請文を通じ 「効率性という名で成果万能主義を隠すな」とし 「誰かを脱落させなければ成果があがらないと盲信する市場主義者から市民を保護することは、放棄できない私たちの神聖な義務」と明らかにした。 続いて「今、この社会で一番重要な改革は、公共部門の市場化ではなく町内の商圏まで掌握して入ってきた市場の横暴を制御する市場の社会化だ。 公共部門の本当の改革は、天下り人事を押し付ける成果退出制ではなく、 本当の主人である市民社会の経営参加」だと付け加えた。 28日までに800人以上に職位解除が通報された釜山地下鉄労組は、 労組幹部を除く730人の組合員に対する職位解除が取り消されたと明らかにした。 釜山地下鉄労組のイ・ウィヨン委員長は「仲間たちの力で取り消された。 われわれは朴槿恵政権の下手人役をする公共機関の落下傘役員と、彼に従う連中に最後までついて行って懲らしめなければならない」と声を高めた。 イ委員長は決意大会に参加した野党議員にも使用者側の労組弾圧など不法行為を厳罰を処すよう要求した。 今日の決意大会には禹元植(ウ・ウォンシク)共に民主党議員、 正義党の沈(シム)サンジョン代表、 李貞美(イ・ジョンミ)議員、 キム・ジョンフン議員、 尹鍾五(ユン・ジョンオ)議員などが参加して公共ゼネストに支持を送った。 ▲闘争の歌を歌う文宣隊[写真/ジョンウン記者] ▲舞台の上にひるがえるストライキの旗[写真/ジョンウン記者] 一方、今日ソウル市との合意でソウル地下鉄労組とソウル都市鉄道労組は業務に復帰することになった。 ソウル地下鉄労組は今晩から夜間勤務者が業務に復帰する。 内部規約が異なるソウル都市鉄道労組は、今晩に組合員総投票を行い、拡大幹部の承認を受けた後に業務に復帰する。 ソウル地下鉄労組のチェ・ビョンユン委員長は「今日の午後から正常業務に戻るが、 釜山地下鉄や鉄道労組に対する弾圧が続けば残る賃金団体協議交渉の時に争議権を発動して、 第2次ストライキをする」と明らかにした。 ▲国民被害成果主義反対のタオルを持ち上げて見せる公共組合員たち[写真/ジョンウン記者] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2016-10-01 01:45:00 / Last modified on 2016-10-01 01:45:01 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |