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才能教育労使、団体協約締結難航...組合員3人が本社テント座り込みに突入

労使交渉期間2か月を超え、「市庁社屋から恵化洞に移転して闘争」

ユン・ジヨン記者 2014.03.07 13:10

才能教育の労使は2か月を超えて団体交渉が妥結できない中で、 「学習誌労組才能教育闘争勝利のための支援対策委員会(支援対策委)」を構成する三人の組合員が才能教育恵化洞本社前でテント座り込みに突入した。

[出処:学習誌労組才能教育闘争勝利のための支援対策委員会]

支援対策委は3月6日午後7時、恵化洞才能教育本社前でキャンドル祈祷会を開いた後、午後9時頃にテント座込場を設置した。 ユ・ミョンジャ前才能教育支部長を含む学習誌労組組合員3人と支援対策委は、これまで才能教育市庁社屋の前で座り込みを続けてきた。

支援対策委は「才能教育は、昨年12月31日まで団体協約を締結しないことにより、自らした約束を破棄した」とし 「支援対策委は、才能教育のパク・ソンフン会長に団体協約の早急な締結を直接要求するために、才能教育市庁社屋前の座込場を恵化洞才能教育本社前に移転して、 さらに強力な闘争を展開していくことにした」と明らかにした。

才能教育支部組合員の2人は昨年、202日間の恵化洞聖堂鐘塔高空籠城を行い、同年8月26日に会社と交渉妥結した後に座り込みを解除して現場に復帰した。 だが労働組合の内部で交渉内容に関する意見の差が発生し、3人の組合員は現場復帰を拒否して支援対策委を中心に闘争を続けてきた。

ユ・ミョンジャ前才能教育支部長は 「団体協約の原状回復はこれまでの団体協約がまず適用された状態で更新されるのに、会社は核心的な未合意争点18項目を除くその他の条項をまず締結しようと要求している」とし 「現在、争点条項のために闘争をしているのに、これを除いて団体協約を締結しようというのはおかしい。 事実上、会社は昨年の暫定合意の時から団体協約を締結する意志がなかったのだろう」と批判した。

またユ前支部長は「会社が2012年の交渉で20億ウォンの損害賠償訴訟を取り下げたが、2008年3月に下された業務妨害禁止仮処分と接近禁止仮処分は取り下げなかった」とし 「1人デモをすれば罰金が100万ウォンで、この他にも会社誹謗と会社から半径100メートル以内にテントを設置する行為など、すべてが仮処分の対象だ。 仮処分の決定文が生きているので会社はいつでもこれを使って仮差押えができる」と説明した。

才能教育支部と使用者側は昨年8月26日、 「2013年の12月31日までに団体協約を締結できなければ、合意した条項でまず団体協約を締結し、未合意条項については以後の交渉で補充協約を締結する」と合意した。

その後、労使は85項目の団体協約条項のうち68の条項には合意したが、残る18項目については意見の差を狭められなかった。 現在、会社側は先に合意した条項だけでも団体協約を締結して、残りは補充協約を進めようと主張している。 だが意見の差がある条項は、労組活動および組合員解約などに関する核心的な内容で、労組ではこれを終わらせてから団体協約を締結するべきだと対抗している。

才能教育支部のオ・スヨン支部長職務代行は 「現在、意見の差が狭まらない争点項目は、専従者賃金と労組事務室支援、マイナス月純増手数料廃止、解約条項などだ。 こうした核心条項を残して団体協約を締結するのは意味がないので、一緒に終わらせようという立場」とし 「労使幹事は現在までこの条項に関して調整をしており、労組では団体協約締結のために現場闘争を中心に活動を続けている」と説明した。

なお才能教育使用者側の関係者は 「労使は交渉で争点事項だった『月会費精算制度』にも合意し、 会社は先に合意した条項で団体協約を締結しようと要求している」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-03-08 10:43:34 / Last modified on 2014-03-08 10:43:35 Copyright: Default

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