本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:裁判所「現代車の送電塔座り込み強制撤去は認めない」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1360013242464St...
Status: published
View


裁判所「現代車の送電塔座り込み強制撤去は認めない」

会社側が休日執行を申請、正月に撤去か

イ・ジョンウン記者 2013.02.04 17:53

現代自動車の不法派遣問題解決を要求して座り込みをしていた送電鉄塔の 強制撤去はできないと裁判所が再確認した。

蔚山地方法院は2月4日午後2時40分、現代車非正規職労働組合が韓国電力を相手 に出した強制撤去の異議申請で、労働組合の主張を認めた。

蔚山地方裁判所は「初めから送電塔への仮処分決定は直接強制ではなく、間接 強制だけを許可した」と明らかにした。また「執行官側に確認した結果、『直接 強制(強制撤去)するつもりはない』と話した」と付け加えた。

非正規職労組側の弁護を引き受けたチョン・ギホ弁護士は、「執行官が先日の 執行の時のように送電塔に上がると主張することはできないという意味」だと 説明した。

▲チョン・ギホ弁護士が現代車非正規職労組関係者に異議申請の結果を説明している。

これに先立ち、2時30分には現代車が送電塔周辺のテント座込場の撤去を夜間や 休日にも執行できるようにしてほしいという申請についての審理が行われた。

裁判所が現代車側の弁護人に申請趣旨について尋ねると、原告側の弁護人は 「昼に執行を始めても夜まで続くこともあるので、それを念頭に置いて申請す る」と趣旨を明らかにした。

判事は労組側の弁護人に夜間執行が危険な場合、休日に執行してはどうかと尋 ねた。労組側のチョン・ギホ弁護士は「組合員にとってテント座込場は最後の 砦なので、座込場を強制撤去すれば組合員の反発が激しいと予想される」と答 えた。

非正規職労組の関係者は、「現代車が夜間と休日執行申請を出したのは組合員 が正月に故郷に帰っている間にテント座込場を撤去するという意図」と話した。

夜間、休日執行申請に対する決定は、早ければ今週内にも出るものと見られる。 もし決定が今週を越えると、旧正月の連休期間の強制撤去は不可能だ。

なお、蔚山地域不法派遣対策委員会は5日午後2時、鉄塔座込場で現代車非正規職 鉄塔座込場に対する正月連休強制執行計画を糾弾する記者会見を開く予定だ。 (記事提携=蔚山ジャーナル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-05 06:27:22 / Last modified on 2013-02-05 06:27:22 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について