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労組破壊事業場『マンド・ユソン・ボッシュ電装・コンチネンタル』上京闘争

引継委員会前で1人デモ、宣伝戦を進行...「関係者が問題解決、労組破壊を中断」

ユン・ジヨン記者 2013.01.03 16:57

代表的な労組破壊事業場とされるマンド、ユソン、ボッシュ電装、コンチネンタルの労働者がソウル上京闘争に突入した。

これら4つの労組は、1月3日からソウルで無期限上京闘争を続け、光化門と業務 引継委員会の事務室などで1人デモと宣伝戦などを行う予定だ。、7日には韓進 重工業支会も上京闘争に結合する予定で、双竜自動車支部も共同闘争を議論している。

金属労組とマンド支部、ユソン企業支会、ボッシュ電装支会、コンチネンタル 支会は1月3日の午後、三清洞引継委員会の前で記者会見を行い、朴槿恵(パク・ クネ)当選者をはじめ、政界と政府が労組破壊の中断と原状回復に動けと主張した。

キム・チャンハン前マンド支部長は「マンド使用者側は2008年、労組を破壊す るために創造コンサルティングと契約を結び、昨年7月28日、夏休みの一日前に 1500人の用役を投入し、職場閉鎖を強行した」とし「また金属労組脱退工作を して、95%の組合員がやむを得ず御用労組に加入した」と説明した。

続いてキム支部長は「だが、資本と労働部の保護がなければ95%の組合員はまた 金属労組に戻るだろう」とし「マンド支部はしっかりした民主労組を建設する まで、力強く闘争していく」と明らかにした。

また4つの労組は記者会見で「労働部と警察、大統領府まで加担したことで可能 だった労組破壊を中断し、関係者が問題解決の姿勢に政府が動くよう訴える」 とし、△関係者が問題解決、労組破壊中断、△金属労組の組合員に対する賃金 差別是正、△使用者の支援で設立された企業労組設立取り消し、△不当解雇な どの不当労働行為の即時中断と原状回復を要求した。

一方、4つの労組とも職場閉鎖と用役投入、親会社労組設立、金属労組組合員の 差別、不誠実交渉、労組幹部解雇などの『労組破壊シナリオ』が適用された 事業場だ。

ユソン企業の場合、2011年の攻撃的職場閉鎖と複数労組の設立以後、金属労組 所属の組合員に対する差別的な懲戒、残業などの剥奪、第2労組加入推奨などの 不当労働行為があった。昨年9月の国会聴聞会では、ユソン企業と創造コンサル ティングの労組破壊工作が暴露された。昨年12月4日には組合員のユ某氏が憂鬱 症で自殺する事件が発生した。ホン・ジョンイン ユソン企業牙山支会長は現在 75日間、陸橋高空籠城を進行中だ。

マンド(株)と旧マンド系列会社のボッシュ電装、コンチネンタルではほぼ同じ 時期に続いて労組瓦解作業が行われた。マンド(株)の場合、昨年7月27日の職場 閉鎖を始め、用役投入と労組瓦解、複数労組設立などが進められた。マンドが 職場閉鎖を断行した日には、コンチネンタルに複数労組が設立され、ボッシュ 電装は同年2月22日に複数労組ができた。

マンドを除く二つの事業場では職場閉鎖はなかったが、複数労組設立前に職場 閉鎖が断行されるという噂が飛び、現場が萎縮した。複数労組設立の過程での 使用者側の支配介入疑惑、複数労組設立以後の団体協約解約と労組無力化試み は、別名『労組破壊シナリオ』と合致した。特にボッシュ電装は、創造コンサ ルティングの介入がわかった。

現在、マンドをはじめとする4つの事業場とも、会社の不誠実交渉と金属労組の 組合員差別、不当解雇などで労使対立が解消されずにいる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-01-04 01:27:33 / Last modified on 2013-01-04 01:27:33 Copyright: Default

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