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上京闘争団、国会奇襲デモ中に連行

午後2時、ソウル地方雇用労働庁前決意大会...上京闘争終了

ユン・ジヨン記者 2011.05.19 15:57

5月18日から上京闘争をしていた民主労総に所属する113闘争事業場の上京闘争団 6人が警察に連行された。

5月19日1時、上京闘争団の参加者6人が労組法の全面再改正と闘争事業場の問題 解決を要求して国会本庁前で奇襲デモに突入したが、彼らはすぐ国会警備隊と 警察に引き出された。そのため、民主労総のノ・ウジョン副委員長と金属労組 のキム・ヒョンウ副委員長、公共運輸労組(準)のチュ・ミスン組織室長は現在、 警察に連行されている。

また同じ頃、上京闘争団の約30人がソウル地方雇用労働庁に抗議訪問を試みたが 警察に阻止された。抗議訪問を阻止された上京闘争団は、ソウル地方雇用労働庁 の前で集会を開き、労使対立と労働弾圧をあおる政府と雇用労働部の反労働政策を 糾弾した。

そして午後2時、上京闘争団の約500人がソウル地方雇用労働庁前に集まり、2次 決意大会を開いた。この席でヴァレオマンド支会のチョン・ヨンジェ支会長は 「昨年から職場閉鎖が流行のように広がり始め、5つの事業場が職場閉鎖を断行 し、昨日、またユソン企業が職場閉鎖と労働者への暴力を味わった」として 「これまでの職場閉鎖は労働者のストライキに対抗する水準だったが、今では 労働者を弾圧して殺す攻撃的職場閉鎖に変質している」と説明した。

続いてチョン・ヨンジェ支会長は「特に労使関係で公正であるべき雇用労働部が 5分で職場閉鎖を認めるような反労働者行動を公然としており、労使の対立と 労働者の弾圧はさらに深刻になっている」と批判した。

また、ソウル大病院分会のキム・ヘジョン副分会長は、「昨年、労使が自主的に 団体協約を結び、労使が何の問題もないと言ったのに、労働庁は労使をかき回し、 団体協約違反の是正を命令した」とし「労使の自主的な合意を推奨すべき労働庁が 労使の対立を引き起こし、労働者を抹殺しようとする態度をもう見ていられない」 と声を高めた。

一方、上京闘争団は18日の午後3時、果川政府総合庁舎前での1次決意大会を始 め、2日間の上京闘争に突入した。彼らは18日午後7時、普信閣キャンドル文化祭と 野宿闘争の後、19日午前から地下鉄駅舎などソウル全域で宣伝戦を行い、3時に ソウル地方雇用労働庁前での2次決意大会を最後に上京闘争を終えた。

また彼らは113の闘争事業場問題の解決を要求する対政府共同闘争に突入して、 △労働政策基調転換要求、△労組活動権利保障、不法派遣正規職化などの闘争 事業場の懸案解決要求、△根本的法、制度改善要求などの対政府要求案を掲げた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-21 05:53:18 / Last modified on 2011-05-21 05:53:26 Copyright: Default

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