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クレーン高空籠城96日、キム・ジンスクの絶叫

「クレーンを動かしても離れる組合員たちの前を遮りたかった」

チョ・ソンウン記者 2011.04.11 14:55

韓進重工業支会の整理解雇粉砕闘争が重大な岐路に立っている。

韓進重工業は、釜山市と雇用労働庁が参加する3者協議体を構成し、ハンマウム 就職支援センター(解雇者再就職斡旋、職業訓練など)を運営する一方、ストラ イキ中の組合員には「教育に参加しない者は解雇者と同等に扱う」と会社教育 に強制的に動員している。韓進重工業の最後の攻撃、組合員と解雇者を分断し ようとしている。

[出処:蔚山労働ニュース]

8日に開かれた民主労総総力決意大会最後の発言で、民主労総釜山本部のキム・ ジンスク指導委員は「なぜ私たちは、何十年もつきあった同僚を金で分断する 資本に一度も勝てないのですか? 青春を捧げた代価を整理解雇という背信でか えすあの汚い連中の前に、なぜ私たちがひざまずかなければならないのですか?」 と訴え「私は何があっても皆さんを守ります。キム・ジュイク支会長が、ジェ ギュ先輩が命で守ったとても貴重な仲間たち。最後まで守り抜く」と涙で決意 した。

組合員と解雇者の断絶を防ぎ、彼らのしっかりした団結を作ろうとするキム・ ジンスク指導委員は、自分のすべてをかけて絶叫した。自分のすべてをかけて とても貴重な仲間たちの名前を呼んだ。(記事提携=蔚山労働ニュース)

「私は何があっても皆さんを守ります」

昨日の昼休みにアヴェ・マリアが流れ出ました。
神様も仏様も信じているわけではありませんが、祈りたかったです。
組合員を守ってくださいと、切実に祈りたかったです。
このクレーンを動かしても、離れる組合員の前を遮りたかったです。

皆さんは私を守ってやると約束し、
私はまだこの85号クレーンから離れられないジュイクさんの魂を抱いて降りて行くと約束しました。

93日が過ぎました。
93日間、毎日、一日に何度も考えました。
ジュイクさんはここで129日、どう耐えたのだろうか。 あの台風にどう耐えたのだろうか。
どれほど家に帰りたかったか。どれほど孤独だっだろうか。
どれほど子どもたちに会いたかったのだろうか。 妻に言いたい言葉はどれほど多かったのだろうか。

8年前、キム・ジュイク、クァク・ジェギュの二人の葬儀を行い、 私たちが約束した誓いが正しかったなら、もっと頑張らなければなりません。
8年前、私たちが注いだ血の涙が真実だったら、死に物狂いで戦わなければなりません。

数十年親しくつきあった同僚を金で分断するあの資本に、 なぜ私たちは一度も勝てないのでしょうか。
青春を捧げた代価を整理解雇という背信でかえすあの汚い連中の前に なぜ私たちがひざまずかなければならないのでしょうか。
27年。山川が3回も変わる歳月、何百回も私を泣かせ、
そのたびに私を立て起こして民主労組を守ってきた組合員の仲間の皆さん!

私はどんなことがあっても皆さんを守ります。
キム・ジュイク支会長が、ジェギュ先輩が命をかけて守った とても貴重な仲間たち、最後まで守ります。

17号クレーンは健在です。
85号クレーンはまだ微動だにしません。
私たちの若い常執の仲間たちがこの戦い最後まで守ると約束しました。
彼らを信じて、クレーンを信じて、離れた組合員をまた呼び戻しましょう。

チンス、セユン、リュ、クァニン、スンウク、テジュン、テジュン、ドンヒョン
チフン、サンウ、ヒチャン、カムニョル、ヒョンベク、テフン、ソンフン
ジョンドク先輩、ヨンジュン先輩、サンジン先輩... 最後まで一緒に行きましょう。
今度は死なずに勝ちましょう!

そしてスヨン、釜山拘置所囚人番号6039番キム・スヨン。頑張れ。
闘争!

  1. 4月8日
    民主労総総力決意大会で

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-12 00:55:54 / Last modified on 2011-04-12 00:55:54 Copyright: Default

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