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同僚、両親、夫も...電話網が火を吹いた

[現代車非正規職占拠座り込み日記](2)占拠座り込み2〜3日目

キム・ミジン(現代車非正規職支会) 2010.12.15 09:33

11月16日 占拠2日目

私たちはなぜこうして第1工場を占拠することになったのか...

日雇い(代替人材)から仕事を守ろうとしたのに、こんなに事が大きくなってし まった。千人以上の人員が今ここにいる。われわれは第1工場ラインを二日間、 とめているのだ。とても人が多くて、1か所でこうしている理由がないので、 争対委(非正規職支会争議対策委員会)会議を開き第2工場と第3工場は座込場から 出てて行くことにした。

私は第2工場事業部だ。私も出て行くべきか、残るべきか、とても悩んだ。出て 行ってすることもあるが、私が今ここにいるので、女性組合員もさらに決意が 高まっているようだ。

いつも私にもどうしようもなかった会社の家族たち。少し不足気味の活動にい つも心配していたが、私が第1工場で二日目の占拠座り込みをしているので一日 に最低でも電話一本、とても積極的にまとまる姿勢に私は何とかここにいると 決心した。会社を始め、全工場の女性組合員の激励と闘争の意志を固め、団結 する姿を見れば、占拠座り込みは全く苦しくなかった。友人と大切な家族、私 が守るべき仲間たち、私が烈士になったわけでもないのだが...

この日、第2工場の家族はそうして下に降りて行った。500人という組合員の半 分と、たった1人の女性代議員の私。恐くもあり、涙も出そうだが、私が決めた ことに後悔はない。

11月17日 占拠3日目

両親がいつも一日に二回電話をかけてくる。第1工場にいると話すと大騷ぎになっ た。心配で、電話網が火を吹いたようだ。会社の家族たちも一人ずつ交代で電 話をかけ、他の女性組合員からもみんな電話がきた。夫も心配そうに電話をか けてきた。私は無事に過ごしているという。

とても寒い。何の準備もなく上がってきた。占拠座り込みは考えてもいなかっ たので、半袖のTシャツにジャンパー一枚だけの人もいて、下着も3日目だ。私 たちはビニールシートと段ボールを敷いたりかぶったりした。ビニールは暖か かった。凍え死にそうな天気にビニール一枚はとても暖かいと思うほかはない。 これほど難しい状況だが誰1人降りて行こうと考える人はいないようだ。

私たちはみんな考えは違っても、意志は同じなので、私は彼らの気持ちがまさ に私の気持ちだと考える。500人の隊伍に混じっている私! 唯一の女性同志。他 の女性の仲間のにもここにいたかった人はいるだろう... だが私が反対すると いった。私には何もないが、それでも私の胸には女性代議員キム・ミジンの名札 がある。

私は女性組合員を守り、まとめる義務があると考え、私がするべきことだと考 えたので、たった1人でも怪我をしたり被害がないようにしたかった。私は他の 女性より強いと思っていたから... 男子組合員の保護が必要な人ではないと判 断したのでここに留まる決定も少しは簡単だった。だが女性組合員を守るため に男性組合員たちが負傷するので、女性組合員を座込場に送らないよう要求し た。互いが傷つけあって危険だったので、女性組合員の安全のためにはそれが 正しいと考えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-16 02:44:37 / Last modified on 2010-12-16 02:44:41 Copyright: Default

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