韓国:現代車座り込み21日、労働者の残念な理由続出 | |||||||
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「もう出て行きたくても出て行けない」現代車座り込み21日、労働者の残念な理由続出
合同取材チーム 2010.12.05 17:37
不法派遣正規職化を要求して占拠座り込みをしている現代車非正規支会は12月5日、 座り込みから21日が立ち、組合員たちの残念な理由が生じ続けているとし、現代車 使用者側が一日もはやく交渉に出てくることを要求した。 11月15日、現代車社内下請非正規労働者たちは、現代車が下請業者のドンソン 企業の廃業と組合員解雇に抗議する労働者に暴力をふるい、不法派遣正規職化 を要求して第1工場生産のラインを占拠した。この過程で使用者側の管理者と 用役と対峙して、今の座込場に押し出された。 そうして始まった労働者の占拠座り込みが現代車使用者側の交渉拒否で長期化 し、座込場から出られない労働者の残念な理由が続出している。 ▲残念な時間が21日目になった。 入社9年目のH氏(30)は座込場でお父さんの植物人間の判定の報せに接した。こ れまで彼は200万ウォンほどの月給の半分をお父さんの病院費に、後を家族の生 活費に使い、8千万ウォン以上の借金をしてきた。非正規支会は「もし彼が正規 職なら団体協約により年間2千万ウォンの支援を受けられた」と明らかにした。 H氏は「お前がしていることが正しいのなら、最後までやれ」と理解してくれた お母さんのおかげで、今までお父さんにあえずにいると涙を飲んで座り込みを 続けている。 現代車で11年間、1トントラックのポーターを作るG氏(39)は、一人で暮してい た76歳の老母が息子が心配で食事もできず、しばらく座り込み場から出て世話 をして戻ってきた。彼は上の姉の事業がうまく行かず、500万ウォンを持って蔚 山にきて、お母さんと外孫を養ってきた。彼は2005年の労働部の不法派遣判定 で労組に加入し、闘争が成果なく終わり、労組を止めていた。今年の大法院判決 の後、また座り込みに参加した彼は「すぐ正規職化されるのは難しいとしても、 段階的に正規職化をするなど、会社が誠意ある案を出し、私たちの生活が少し でも良くなれば」という希望で苦しい座り込み生活に耐えている。 また大腸にできた大きなこぶを取る手術をしたお父さんを看病して座り込みに 参加したC氏は「同僚たちもみんな難しい状況」と座り込みを続けている。彼は この前、4年以上つきあった恋人と別れた。恋人の家で社内下請労働者に反対し たためだ。そのように『非正規職』という四文字が奴婢文書になった彼は、人間 扱いされようと上がってきたし、絶対そのままでは降りて行かないと考えている。 ▲家族は座込場労働者の話を伝えるために路上に出た。 この他にも新婚旅行から帰るとすぐ座り込みに参加した労働者、初めての子供 を産んで1か月もたたず腫よう除去手術をした妻を助けてまた座込場に戻るとい う労働者、息子の満1歳誕生日のパーティを現代車正門でした労働者など、多く の理由が座込場にあふれた。 社内下請非正規職8年目のある労働者は「私たちがこのまま降りて行けば2005〜 6年のように使用者側のあらゆる弾圧で終わる。今は行きたくても行けない状況」 と言う。彼は「小学校6年と2年の子ども二人がいる。妻は初めは会いたい、そ のうちにはやく出てこいと言う。だが今出て行けば、私たちの家族は飯が食え ない…」とし、冷たい工場の床で食事もまともに取れないまま21日以上、座り 込みを続けるほかはない心情を伝えた。 一方、非正規支会は座り込みをしている労働者たちの切実な理由を伝えながら、 「現代車の鄭夢九会長は十数年間、当然正規職で採用すべきだった労働者を不 法に搾取して富を蓄積してきた」とし「法院の判決のとおり非正規労働者の叫 びと家族の苦痛を無視せず、一日もはやく交渉に出て来い」と要求した。(蔚山 =メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム) ▲「正規職されなければ私はここに骨を埋める」 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-12-06 08:23:46 / Last modified on 2010-12-06 08:23:47 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |