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現代車使用者側、占拠座り込みを解除すれば『4者協議』可能

カン・ホドン副社長が現代車支部に立場を伝達

合同取材チーム 2010.11.28 18:03

『正規職化に対する成果ある合意なく座り込みは解かない』という現代車 非正規職支会の立場に対し、現代自動車(株)は11月28日『占拠座り込み解除』 が優先という立場を固守した。

現代車使用者側は同日午後1時、占拠座込場の階段で開かれた非正規職支会争対委 の記者会見が終わった後、カン・ホドン副社長を含む4人の役職員が午後3時30分頃 に現代車支部事務室を訪問、イ・ギョンフン支部長および幹部と支部事務室で 10分程対話し、立場を伝えた。

使用者側は13日間の『不法占拠』で約1万5千900台の生産の支障と1800億ウォン 以上の損失を受けたとし、「協議を始めるにはまず座り込みの解除を優先すべ きという立場は変わらない」と釘をさした。

また占拠座り込みを解除した後も『交渉』ではなく現代車(株)、現代車支部、 協力業者、下請け支会で構成される『4者協議』をするとし、現代車は非正規 労働者の使用者ではないと再度強調した。

▲現代車支部事務室に入る現代車(株)カン・ホドン副社長と役員

▲現代車支部事務室でイ・ギョンフン支部長とカン・ホドン副社長が面会。

使用者側は、金属労組、現代車支部、非正規職3支会が要求した『特別交渉』に 対して「交渉とは使用従属関係を前提として、勤労条件に関する事項を議論す ることなので、今回の下請け支会不法占拠の件を解決するための議論の名称に は適合せず、今後これに関する誤解の余地をなくすために、別の『協議』名称 が適していると判断」するとし「協議主体に関して下請け支会の参加のために は、協議当事者として直接の勤労契約関係をある協力企業等が参加するしかな い」と通知した。

これに関し金属労組のパク・ジョンギュ局長は「非正規職支会争議対策委員会 (以下争対委)は譲歩しても、特別交渉をするといった。最後の砦である占拠座 り込みも解除しろというのは受け入れられないという立場だ。また、大法院の 判決で使用者は現代車なので、協力業者と対話する理由はないという意見だ」 と伝えた。

現代車支部のチャン・ギュホ公報部長は、「非正規職争対委と今日、議論して 検討する」と話した。

非正規職支会争対委はこれに先立ち、同日午後1時に占拠座込場階段で記者会見 を行い、特別交渉に参加するが『正規職化に対する成果ある合意なく座り込み は解かない』という立場を明らかにし、現代車使用者側の『前向きな姿勢』を 要求した。

記者会見の時に争点になる『占拠座り込み解除』についてイ・サンス支会長は、 「組合員は会社を信じられない。2005年にも現代車不法派遣の判決があり、 非正規労働者がストライキをした時に会社の要請によりストライキを一時解除 したが、その結果は非正規職支会幹部拘束、組合員懲戒、告訴告発だった。 われわれはすでに経験した」と話した。(蔚山=メディア忠清、蔚山労働 ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-28 23:46:38 / Last modified on 2010-11-28 23:46:42 Copyright: Default

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