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ロッテデパート集団解雇事態、悪化の一路

使用者側用役、テントを壊して組合員と衝突

キム・ビョンギ記者 2010.11.26 13:36

大田ロッテデパート集団解雇事態が解決の糸口を見つけられないまま、組合員と 使用者側の間での物理的衝突が激しくなっている。

ロッテデパート労組(以下支会)と民主労総大田地域本部は11月25日午後7時、 ロッテデパート大田店の正門前で、契約満了を理由として事実上24人の 施設管理労働者たちを解雇したMサービスとロッテデパートを糾弾し、 事態の早急な解決を要求してテント座り込みを行う計画だった。

ロッテデパート側から来た用役職員は、集会の一時間前からテントを運んでき たトラックの運転手を威嚇するなど、険悪な雰囲気を造成した。民主労総の 関係者は、「テントを積んできたトラックの運転手は身の危険を感じ、ロッテ デパートからはるかに離れたところにテントを下ろし、運賃も受け取らないまま 急いでその場を離れた」と伝えた。

また警察は、テントを下ろす過程で双方の物理的な衝突があったとし、これを 調査するために該当組合員を連行しようとしたが、組合幹部から『明日、全員 が行って調査を受ける。いっそ連行しろ』と抗議され、退くこともした。

集会の間、周辺にはずっと使用者側の職員20人余りと使用者側の用役10人余り がテント設置を防ぐために陣を敷いていた。状況を注視していた彼らは8時頃、 組合員がテントを設置しようとした瞬間駆け寄ってきた。組合員と用役間で一 度体当たりがあり、戦闘警察が両者の間に入り、現場は複雑にもつれた。

一時間ほどの揉み合いの末に組合員がテントを広げた瞬間、使用者側の用役が 戦闘警察の後から隙を見てテントに接近した。彼らはテントを道路のまん中まで 引き出してこわし、道路に捨てて帰った。

その後、組合員はテントを設置しようとしていた場所にそのまま座り、ロッテ デパートを糾弾して、野宿座り込みを続けた。

この過程で組合員1人と使用者側用役職員1人が痛みを訴え、道路に横たわった。 使用者側の用役職員は救急車で病院に移送された。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-27 05:05:16 / Last modified on 2010-11-27 05:05:21 Copyright: Default

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