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韓国:正義党「民主党、ユン・ミヒャン個人の責任にするのか」
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正義党「民主党、ユン・ミヒャン個人の責任にするのか」

「民主党、疑惑解消努力手を離していたの件でないのか遺憾」

キム・ハンジュ記者 2020.05.29 18:19

共に民主党のユン・ミヒャン当選者が 「心配をおかけしたことに謝罪する」と明らかにした中で、 正義党は民主党がユン当選者の問題を個人責任として処理するのではないかと指摘した。

ユン・ミヒャン当選者は5月29日午後2時に国会で記者会見を行って 「挺対協の30年は被害者のおばあさんらと国民、世界市民が共にしから可能だった。 信じて任せて下さった皆さんに深い傷と憂慮をおかけした点を心から謝罪する。 不足な点は検察調査と追加説明により一点の疑惑もなく疏明する」と明らかにした。

これに対し正義党のキム・ジョンチョル専任報道担当者はこの日の午後4時頃、 国会ブリーフィングで 「これほど疑惑が大きくなるまで民主党はユン当選者個人に責任を転嫁して、 党としての疑惑解消の努力には手をこまねいていたのではないか遺憾」とし 「本人の言葉の通り、絶対多数議席を獲得した与党として、 もっと責任を持って動くべきだったと正義党は判断する」と話した。

実際に民主党は、現在まで今回の事件に対し、自らの責任や対策に関して 具体的な立場を出していない。 ユン当選者の記者会見直後にも、ホ・ユンジョン民主党報道担当者は 「ユン当選者は検察調査を控えていて、 詳細な内容をすべて明らかにすることはできないが、 疏明できない内容は国民が判断するまで疑惑がないよう明らかにしていくつもりだといった」とし 「民主党はユン当選者に対する検察の捜査が進行しているだけに、 その結果を見守って、今後立場を明らかにする」とブリーフィングした。

民主党のイ・ヘチャン代表も5月27日の最高委員会で 「この頃、正義記憶連帯の活動に多くの議論がある。 30年、運動して誤りもあって不足することもありえる。 誤りがあれば直し、責任を取るべき人は責任を取らなければならない。 しかしこれは事実に基づくべきであり、 身上叩き式の疑惑提起に屈服してはいけない」とし、 疑惑をめぐる党次元の責任問題には言及しなかった。

キム・ジョンチョル報道担当者はまた 「ユン当選者が国会議員として政治に参加する過程には、 急造された衛星政党で急いで比例代表で立候補した問題がある」とし 「この過程で一緒に市民運動をした当事者たちとのコミュニケーションの問題、 公人として疏明すべき問題に対する整理と検証がしっかりなされなかった問題がある」と指摘した。

一方、キム報道担当者は 「ユン当選者が検察調査に誠実に臨むと明らかにしたので、 これから国民が持っている疑問が解消されることを期待する」とし 「また、ユン当選者への批判が『慰安婦』当事者のイ・ヨンスおばあさんから出てきたのだから、 『慰安婦』問題解決運動の未来についてももっと深い議論が続くことを希望する」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-06-10 23:48:08 / Last modified on 2020-06-10 23:48:09 Copyright: Default

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