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コルテック交渉難航…使用者側、「復職当日退社」に固執か

11次交渉決裂…18日再開

キム・ハンジュ記者 2019.04.17 15:57

▲コルテック使用者側交渉団

コルテック使用者側が 「解雇者復職当日退社案」を固守し、 交渉が難航している。

コルテックの11次労使交渉が4月17日午前11時、 韓国ガス公社ソウル地域本部で開かれた。 この日の交渉は午後2時15分に終わった。

使用者側は、今回の交渉でも復職当日退社案を主張した。 しかし労組は 「会社は2019年○月○日から キム・ギョンボン、イム・ジェチュン、イ・イングン組合員を復職させる。 復職以後、工場再稼働が不可能であることを相互に確認すれば、 2019年○月○日付で上記3人は退職する。 復職期間の賃金および処遇は第4項(合意書上の賃金および慰労金関連条項)に含む」 という修正提示案を提出した。

コルテック闘争勝利のための共同対策委員会によれば、 使用者側はこの日の交渉を終えて、労組側の修正案を検討すると明らかにした。 使用者側が次期交渉で修正案を受け入れれば、 今後、復職と退職日を決めるために激論になる展望だ。

共対委の関係者は 「現在、労組が(復職と退職の)日を特定していない」とし 「労組は復職当日に退職するという使用者側の案には明確に反対した」と説明した。

整理解雇謝罪問題でも労使双方の案が行き来した。 使用者側は 「2007年の整理解雇により、会社と解雇勤労者が苦しんだ時間を終わらせ、 互いの見解の違いでやっと合意できるようになることに対して遺憾を示す」 という文句を提示した。 労使共同が遺憾を表明すべきだという意だ。

だが労組は 「会社は2007年の整理解雇により、解雇労働者が苦しんだ時間に対して深い遺憾を示し、 今後は経営上の理由で整理解雇をしないことを約束する」という修正案を提示した。 遺憾表明の主体を使用者側に限定した案だ。

また使用者側は、解雇期間の補償問題をめぐり、 使用者側の最初提示案から出発しようと伝えた。 だが労組は金額を少しずつ上下させる方式ではなく、 労働者25人が解雇期間に味わった苦痛を慰労する最低限の補償額で決定すべきだと応酬した。

共対委は交渉直後に報道資料を通して 「会社は労組が提出した謝罪、復職関連の案に対し、 会社の立場と修正案を検討することにした」とし 「労組は4項(賃金および慰労金)について間隙を狭めるのが難しいので 合意しようとする金額を次期交渉で提示することを使用者側に要請した。 労使が次期交渉で同時に提示して協議する」と明らかにした。

次期交渉は4月18日11時、 同じ場所で開かれる。

なお金属労組コルテック支会のイム・ジェチュン組合員は、 37日間、ソウル市江西区のコルテック本社前で復職を要求して ハンストを続けている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-04-22 23:28:38 / Last modified on 2019-04-22 23:28:38 Copyright: Default

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