本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:コルテック交渉決裂
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1550587808484St...
Status: published
View


コルテック交渉決裂…「復職、6か月後に退職」も受け入れない使用者側

労組、解雇期間の補償金も下げたが…

キム・ハンジュ記者 2019.02.14 14:07

2月14日、光化門近隣で開かれたコルテック労使交渉がまた決裂した。 金属労組コルテック支会は解雇者が復職してから6か月後に退職するという転向案まで提示したが、 使用者側がこれを拒否した。

世界3位の楽器会社であるコルテックは、2007年に労働者250人を整理解雇した。 コルテックは梁承泰(ヤン・スンテ)裁判取り引きの事業場でもある。 現在、コルテック支会の組合員は25人が残っている。 労組の関係者によれば、組合員多数は生計のために他の労働をしており、 組合員のごく少数だけが復職の意向を持っているという。 そのため一部の解雇者の復職も受け入れない使用者側に対し、批判の声が高まっている。

労組は会社に対し、 △整理解雇謝罪、△解雇者復職、△解雇期間補償を要求した。 労組は最近の交渉で内部での討論の末に復職時点から6か月後に 名誉退職する修正案を提示した。 また組合員25人に対する解雇期間補償も28億ウォンから25億ウォンに下げた。 これは、整理解雇期間13年の最低賃金を計算した金額だ。

使用者側はこれらの修正案をどれも受け入れなかった。 労組の関係者は「使用者側が謝罪という単語は使えないが、 合意に至った時は合意に準じる表現を使うことを考えてみると話した」と伝えた。 また、使用者側は「6か月後退職案」を拒否して 「当日復職、当日退職案」を出したが、これも法的問題があるとし、撤回した。 また使用者側は希望退職慰労金を前提とする補償金として5億未満を提示した。 5億未満を提示した根拠は、2007年に当時20年勤続者が退職した時に12か月分の慰労金を受け取り、 組合員25人を基準(約1億 5千万ウォン)として3倍した金額だという。

意見の相違を狭められず、労組は使用者側に 「労働側提示案に近接した内容ができれば交渉を要請しろ」と通知した。 労組は報道資料で 「(労働側修正案は) 13年間、不当な整理解雇で苦しめられた人生に対する最低限の補償」とし 「(使用者側は)労組に対する最低の信頼もない。 忍耐して交渉に臨んだのがくやしい」と明らかにした。

続いて「梁承泰裁判取り引き事業場である KTX、双竜車は昨年解雇者全員復職に合意したが、 13年の最長期闘争事業場コルテックは解雇者復職を拒否した」とし 「労組と『コルテック闘争勝利のための共同対策委員会』は強力な闘争を展開する」と伝えた。

労組は2月18日、江西区の本社前で、 解雇者復職を拒否するコルテックを糾弾する記者会見を行う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-02-19 23:50:08 / Last modified on 2019-02-19 23:50:10 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について