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「キム・ギョンウク元イーランド委員長などウェブハード・カルテル核心軸を拘束捜査せよ」

女性団体がウェブハードカルテル糾弾記者会見、「キム氏、ヤン・ジノ会長の側近で事業に深く関与」

パク・タソル記者 2018.11.06 12:20

ウェブハードカルテルの核心とされるフィルタリング業者「ミュレカ」の核心人物がキム・ギョンウク元イーランド委員長だという主張が提起されている。 キム・ギョンウク氏は、ファイルノリとウィディスク実際の所有主であるヤン・ジノ会長の側近として、 現在までヤン会長の事業に深く関与しているという主張だ。

韓国サイバー性暴力対応センターなど9つの女性団体は11月6日午前10時30分、 韓国プレスセンター19階の記者会見場で 「ウェブハードカルテル糾弾緊急記者会見」を開き 「ヤン・ジノ会長だけでなく、ウィディスクのイム・ドンジュン元代表、 ウィディスクの資本金で買収したミュレカの元法務理事で韓国インターネット技術院の役員である キム・ギョンウク氏など、 ウェブハード カルテルの核心人物を拘束捜査しろ」と要求した。

キム・ギョンウク氏は2007年から2008年にわたるイーランド非正規職事態の時に イーランド一般労組委員長として500日を越えるストライキをした非正規職闘争の象徴だった。 韓国サイバー性暴力対応センターなどによれば、 キム・ギョンウク氏は2008年12月にイーランドを退社し、 2009年に韓国ネットワーク技術院に入社した。

[出処:韓国サイバー性暴力対応センター]

韓国サイバー性暴力対応センターなどによれば、 この時にヤン・ジノ会長の目に止まり2013年にミュレカ法務理事に昇進して、 現在は、ヤン・ジノ会長が250億ウォンの私費を投じて二足歩行ロボットを作ったことで話題になった韓国未来技術院の親会社である韓国インターネット技術院の役員である。 韓国インターネット技術院はウィディスクとファイルノリの株式を100%所有している。

ウェブハードカルテル糾弾緊急記者会見をした団体は記者会見文で 「2014年までウィディスク代表だったイム・ドンジュンなどのウィディスク役員陣は 進歩運動圏と関係があるが、 そのうちキム・ギョンウクは2016年度当時、文在寅(ムン・ジェイン)共に民主代表が迎え入れようとした嘱望されている進歩的な人物でもあった」と明らかにした。 続いて「彼は報道機関と法曹界、政界にのびる人脈と進歩陣営活動経験を活用し、 ウェブハード業者の不法性を保護してきた」とし 「ある告発人は『キム・ギョンウクがミュレカ法務理事として ウィディスクとファイルノリの法的紛争まで処理した』と証言した」と付け加えた。

ミュレカはウェブハード企業のデータベースを管理しフィルタリングする業者で、 わいせつ物と被害撮影物について積極的なフィルタリングをせず ウェブハードが巨大な利益を上げられるように助けた業者だ。 最近、ミュレカがデジタル削除業者の「私を探して」を運営していたという衝撃的な事実も明らかになった。 わいせつ物流通を積極的に幇助した加害者が、被害者から金を受け取って削除する業務までしていたわけだ。

今日の記者会見で韓国性暴力相談所のチェ・ラン女性主義相談チーム長は 「ウェブハードカルテルの実体を明らかにすることに集中しなければならない」と強調した。 チェチーム長は「ヤン・ジノ会長の個人的、独断的、傲慢に始まった 暴言、暴行、猟奇、虐待、カプチル(パワハラ)事件ではなく、 これらすべての事件が非同意不法撮影物を流通させ、 これによって莫大な資本を獲得し、 彼らのカルテルに強固な多数の共犯者が存在する巨大な犯罪であることを明らかにしてほしい」と要求した。

一方、キム・ギョンウク氏などが政界と結託した内容は、 今後対国民記者会見で発表される予定だ。 緑色党のシン・ジエ共同運営長は 「キム・ギョンウクという人物が語るように、 このウェブハードカルテルには左右とは無関係に社会の人々と政治家、司法府、言論などがからんでいるものと推測される」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-11-09 19:51:35 / Last modified on 2018-11-09 19:51:36 Copyright: Default

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