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馬山地域、韓国シチズン労働者の絶叫

法律上の交渉の地位を受けられず、 会社側は廃業再協議を拒絶

クジャファン記者

本当に資本家と労働者の間には平和とものはないのだろうか? 去る25日、昌原で開かれた斗山財閥糾弾全国労働者大会で 不法廃業を撤回しろと絶叫して涙を流した30〜40代の女性労働者たちがあった。 馬山輸出自由地域の(株)韓国シチズン、すでに座り込み65日目、 廃業発表5日目を迎えた外資誘致企業労働者たちの憤怒を聞いてみた。

*△組合員が座り込みをしている(C)民衆の声*

韓国シチズンは、日本に本社をおき、世界各国に現地会社をおく 典型的な多国籍企業で、78年6月から馬山輸出自由地域3区に位置を占めた。

大部分の外資企業がそうであるように、低賃金と劣悪な勤労条件を利用し、 87年度には最高2900人あまりの労働者を率いて地域内で売上げ規模 1、2位を争った企業だった。

しかし、87年から3回の減員を経て労働者の数を急に削減し、 元道議員の息子であるイニョンジェ氏が常務として入社しながら 品質管理や開発よりは労組無力化に力を注いできた。 さらに、生産工場を中国に移すという計画で人員を減らし続け、 現在180人あまりの労働者だけが残っている状況だ。

労組委員長と使用側が一方的に合意書作成

「(株)韓国シチズン廃業撤回のための非常対策委」の関係者は1月22日、 労組委員長と使用側が労組代議員大会等の合法的手順を経ずに労組委員長単独で 合意書に捺印し、労組委員長が総会を招集して一方的に通報したと憤慨している。

社長と副社長は総会時刻に会社を抜け出し、労組委員長もやはり逃走しようとしたが、 組合員に捕まり「会社側が提示した合意書に対して誤解して合意した」と認め、 覚書に署名したが、労組委員長の辞退書を受けられずに交渉で相当な困難を受けている。

対策委「法律上の交渉団体の地位を与えられず」

労組委員長の辞退書を受けられない対策委は、今年1月31日を過ぎれば会社の 清算手続きを明らかにするために、現韓国人社長が出勤するという声に緊張している。

現在、あらゆる法的な権限は、潜伏した労組委員長が持っているため、 上級労働団体の韓国労総もいかなる法律的な助けも与えられない。 使用側は、31日を過ぎれば停電、断水すると明らかにした。

労組委員長を不信任する方法が残っているが、そうすると 新労組委員長承認までに30日がかかり、時間がない状況だ。

非常対策委の関係者は、韓国人管理者が徹底的に日本資本の手先になり、 2001年後半から恐怖の雰囲気を造成し、労働者内で組み分けと労組無力化に 率先してきたと憤慨した。

また、使用側との交渉よりも、むしろ組合員に暴行して威嚇を加え、 「奇襲合意」という方法で労働者の生存権を剥奪した労組委員長に対して 激しい敵がい心を表した。

2003年01月27日(C)民衆の声

http://db.voiceofpeople.org/new/news_view.html?serial=2777&category=type10


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