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「女性差別の世の中に対抗し、差別撤廃を叫ぶ」

第3回ソウル女性組合員大会開催、「女性労働者が世の中を変える」

ユン・ジヨン記者 2012.12.15 19:16

ソウル地域の女性労働者が生活賃金争奪と妊娠出産の自由、差別撤廃、民主労組 死守などを勝ち取ると叫んだ。

民主労総ソウル本部は12月15日午後、同徳女子大で第3回ソウル女性組合員大会 を開いた。この席には350人ほどの看病、保育、清掃、コールセンターなど多様 な職種と年齢の女性労働者が参加した。彼らは18代大統領選挙だけでは女性の 権利を争奪できないとし、女性労働者自らが人生を変えようと強調した。

公共運輸労組ソウル京畿支部のペク・ヨンナン慶煕大分会長は「2013年の大学 清掃、施設労働者の集団交渉スローガンは、大学との直取引」とし「われわれ は使用者性を認めず責任を回避する元請と戦う」と強調した。

続いてペク・ヨンナン分会長は「われわれ女性労働者は産業化の働き手として、 献身的に家の柱で生きてきた」とし「だが今、非正規職と正規職、男性と女性 を差別するこの世に対し、差別撤廃を叫ぶ」と声を高めた。

学校給食支部のイ・スッキ組織部長も「今年、学校非正規職は給与体系争奪と 適正人員などを要求してストライキに突入した」とし「現在は教育委員長との 交渉は決裂したが、新しい教育委員長が選ばれれば交渉を続けなければならな い状況で、今回の教育委員長投票で学校非正規職の改善のために力を貸して欲 しい」と明らかにした。

キム・ヨンハ タサン・コールセンター支部長は「去る9月、タサン・コールセ ンターに労組ができて3か月でずいぶん変わったが、まだ行く道は遠い」として 「現在、ソウル市に直接雇用を要求して1人デモを行っており、来年から本格的 に組合員を増やし、直接雇用・正規職化を勝ち取る」と明らかにした。

今回の女性組合員大会では『第18代大統領選挙候補者討論会』演劇と『ソウル 京畿支部ハンマウム女性合唱団』の公演、『女性の労働が作る世の中、変える 世の中』の劇も続いた。

民主労総ソウル本部のイ・ジェウン本部長は「民主労総の労働者大会でも女性 に対する偏見と差別は大義の中にない」とし「今回の女性組合員大会は現場で 毎日体験する偏見と差別の問題をどう解決するか、認識を変えていくのか共有 し、実践を宣言する場」だと説明した。

一方、参加者は決議文で「2012年、今年一年に女性労働者の闘争が沸き立った。 闘争の大切な成果を、変化を、拡大するために、われわれは闘争を止めない」 と明らかにした。

続いて「天の半分を支えるわれわれ女性労働者が立ち上がり、世の中を変え、 私たちの人生も変える」とし、△生活賃金を勝ち取るために闘争する、△男性 労働者と同じ待遇、同じ賃金のために闘争する、△堂々と、安全に働くために 闘争する、△妊娠出産の権利を持ち、社会に責任を持たせるように闘争する、 △労働組合に団結し、民主労組を死守するために闘争すると宣言した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-12-17 15:56:44 / Last modified on 2012-12-17 15:56:44 Copyright: Default

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