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鉄道労働者がまた死亡「現場の不当労働行為のため」

鉄道労組組合員11日に発見...労組「力量を集中して闘争する」

ウン・ヘジン記者 2019.11.12 17:55

11月11日、全国鉄道労組組合員で和順施設事業所の施設管理員、故チョン某さんが 自ら命を絶つ事件が発生した。 10月22日に故チャン・ヒョノ鉄道労働者が安全人員不足で列車に轢かれて死亡して20日目だ。 鉄道労組は故人が不当労働行為で死亡したとし、 「故人の名誉回復と不当労働行為責任者処罰、 抑圧的な労使関係と前近代的な組織文化改革の実質的な措置が取られるように、 すべての力量を集中して闘争する」と明らかにした。

鉄道労組によれば、 故人は11日午前3時30分頃に家を出た後、 午前8時8分頃に施設管理班の職員によって車両の中で発見された。 該当職員は、車両の内部に着火炭があることを確認して119に申告し、 午前8時45分頃、和順高麗病院に移送したが結局亡くなった。

鉄道労組湖南地方本部光州施設支部の 「故チョン某組合員死亡事故概況報告」によれば、 10月23日の和順施設管理事業所安全会議で故人は木浦施設管理事業所への発令通知を受けた。 そのため彼と光州施設支部長は光州本部施設処長と面談を行い、 一方的な人事発令と選別的な人事措置に抗議し、人事発令は取り消された。

労組は「和順施設事業所長が 『これから事業所の職員を甘やかさず、規定のとおりにやらなければならない』 といった発言をした」と明らかにした。

また、職員らは綾州施設管理班の選任管理長から 「和順施設管理事業所職員が守るべき事項7種類」を伝達されたと伝えた。 その内容は、 △昼食炊事禁止、 △退勤15分前事務室復帰、 △休憩時間他連続作業施行、 △該当事項に違反すれば経緯書提出、 △経緯書3枚になれば事業所に転出などだ。

労組によれば「故チョン某施設管理員は本人の人事発令取り消しにより、 光州本部施設処長と施設所長のパワハラが始まり、 自分のために事業所職員が苦しんでいると吐露した」と伝えた。

鉄道労組は12日に立場文を発表して 「鉄道の官僚主義、上司命令服従式の組織文化、抑圧的労使関係がからみ、 現場の労働者に対する圧迫として現れた。 そしてこれに対する問題提起は労組活動に対する不当な強迫と圧力になって戻った」とし 「こうした現実の中で何も悪いことをしていないチョン某組合員は極端な選択をするほかはなかった」と批判した。

なお鉄道労組は11月20日、 賃金正常化と安全人員補充、労使専門家合意履行、高速鉄道統合などを掲げて ストライキに突入する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-11-20 01:04:46 / Last modified on 2019-11-20 01:04:47 Copyright: Default

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