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拡大する焼香所...撤去と妨害で対抗するサムスン

使用者側の焼香所撤去の試み、成均館大内の焼香所まで撤去を試み顰蹙

ペク・イルジャ記者

2013.11.08 10:29

サムスン電子サービスの全国のセンターにチェ・ジョンボム烈士を追慕する焼香所が拡大しているが、使用者側が焼香所撤去を試み顰蹙を買っている。

金属労組サムスン電子サービス支会は「議政府と永登浦、江西、瑞山、楊州の 各センターで、故人を追慕して焼香所設置を維持しようとする労働者と焼香所 を撤去しようとするセンター長の争いが続いている」と明らかにした。

11月1日と2日、巨済センターと天安、牙山、平沢、東仁川、盆唐など12のセン ター内部の設置から始まった全国サムスン電子サービスのセンター焼香所は、 6日までに瑞山、西大田、晋州、永登浦、江西、議政府、蘆原、高揚、城南など 27か所に拡大した。

しかし10か所ほどのセンターでは、サムスン電子サービス下請企業のセンター 使用者側による撤去が試みられていて、労組が反発している。労働者が朝に 焼香所を設置して追慕イベントを開くと、午後にはセンター使用者側が撤去 するといった調子だ。

労組によれば、4日に社長ソン某氏の暴言を伴った焼香所設置阻止で問題になっ た永登浦センターの場合、職員休憩室の中に焼香所を設置しようとしたが社長 が職員事務室を閉鎖したため、やむをえずセンターの外に焼香所を設置した。 江西センターの場合、5日の朝に出勤した労働者がセンター外の周辺に焼香所を 設置して当日の業務を始めたが、当日の午後にはセンター長によって焼香所が 一方的に撤去された。忠南の瑞山センターと京畿道の城南センター、議政府 センターでもこうした争いで警察が出動している。

サムスン電子サービスのセンターだけでなく、大学キャンパス内に設置された 焼香所も撤去の威嚇に苦しめられている。サムスンが財団の成均館大学校では 6日午後、学校側が管理チームを通じ強制撤去を通知した。学生たちはこれに 強く反対し、強制撤去を留保させている。

金属労組とサムスン電子サービス支会は全国のサムスン電子サービスすべての センター内外と金属労組所属事業場の全域に焼香所の設置を拡大するという 指針に従い、サムスン電子サービス支会だけでなく、全国地域支部事務室に故 チェ・ジョンボム烈士の焼香所を設置した。民主労総も焼香所設置を拡大する 計画だ。

▲金属労組京畿支部に設置された焼香所[出処:ニュースセル]

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者です。 この記事はニュースセルにも掲載されます。 チャムセサンは筆者が直接書いた文の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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